梅雨は犬のせいで活動量が減った。雑草にキノコが!!
今年の梅雨はよく雨が降る。
1日中雨のことが多い。
カッパを着て犬と外に出る。
犬はとにかく外に出たいのだ。
だからといって歩きたいわけではないらしい。
犬がしたいこと・・・
軒のある所で見張り・・・わたしもヒマだから付き合う時間はあるが、おばさんが軒下で犬と1時間以上じっとするのはなんだか恥ずかしい。
ドライブ・・・どこに連れて行っても歩かない。ちょっとならいいけど、なんかガソリンの無駄遣いみたい。
見張りとドライブで知的好奇心は満足するのかもしれない。家で過ごしたくないらしい。とにかく外に執着している。
家にいると、わたしがちょっとスキを見せると、「じゃあ外に出ましょう!」とアピールしてくる。
わたしが机に向かうことはヒマだからだと思うらしい。机に向かうのは、パソコン作業と読書と最近は字の練習だったわけだ。
犬の外に出たいアピールを回避するためには極力机に向かわない。
で私は何をするかというと、チェロの練習。これは犬はわたしが忙しいと思うらしい。
ベッドで昼寝。これも犬は一緒に寝れるのでいいらしい。そういえば、チェロはどうも子守歌らしく、チェロの間は爆睡している。
洗濯は天気が悪いので毎日はしない。掃除は犬が妨害工作をするのでほとんどできない。かたづけとご飯作りは犬に容認されている。
で、犬の見張りの相伴、ドライブの運転手、チェロの練習、昼寝、ちょっとの家事でここ最近を過ごしてきたのである。
はっきり言って時間を持て余す。
わずかな雨の合間に犬と歩く。運動不足だった。
きのう犬は高千穂に行き、わたしはひとりになった。
そして、きょうは晴れ。
大量の洗濯と掃除。
山歩きのためにトレッキングポールを購入したので、それに慣れるために天神山公園を歩いた。久しぶりに動きました。腕を故障するのが怖くて1時間半で戻ってきました。
そして、久しぶりに机に向かっているのです。涙!
ブログに長く御無沙汰だったのですが、今週は書いたり読んだりできそうです。
といって、ネタはあまりありませんが、少なくとも練習しまくったチェロのことは書けそうです。いや、生きてた分ネタはあるはず!!
雨で犬との共生が難しい梅雨です。湿度が高く、気持ち悪いです。次に犬が帰ってきたときの双方が楽しい過ごし方も考えなければいけません。
高温多湿で、堤防のコンクリートの間に生えている雑草の中にキノコが!!
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演奏会 終わりました。怖がらずに弾きまくりました。
所属するアマチュアオーケストラの演奏会が終わりました。
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の一部抜粋と交響曲第5番でした。
周りからの感想はあまり入ってきていないのですが、限られた感想では、弦が厚くて聴きごたえがあったというもので、うれしいかぎりです。
弦が厚くなったのは、わたしも弾きまくったからだと楽天的に思っています。
繊細な音で和音を響かせる部分は、他のパートと自分の音をよく聞きながら、うまく響くよう全神経を集中させました。
大きな音でどんどん進む部分は音を外すことを恐れずに勢いよく太い響く音を出すことに全力を尽くしました。
たぶん音程的には少々外したところはあったと思います。
しかし、今回の演奏会の目標は、「怖がらずに弾く」でした。
そこはクリアできたと思います。
次の目標は、「音程を正確に弾きまくる」となります。
弾きまくることは体力が必要です。実は第2楽章あたりで疲れてきて「早く終わらないかなあ」「最後まで弾ききることができるのだろうか」という気持ちが頭をよぎりました。
マラソン選手が10キロ練習をいくら過酷にやっても、42キロ本番とは全く違うという話を思い出しました。
50分継続して、集中して、弾ききることはたいへんであると感じました。(これまでは恐る恐る弾いていたので体力的に疲れた経験はなかったのです。弾きまくった結果の感想です。)
12月の定期演奏会はブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」をメインとしたものとなります。
この曲は私の大好きな曲です。
変化に乏しくダラダラした曲であります。ただ、和音進行が美しい。和音が決まらないと雑音垂れ流しになりそうです。
所属するオーケストラでも初めて弾く曲で、選曲としてはたいへんな挑戦であると思います。そこにへたっぴぃの私がどれだけできるか・・・
30年くらい前、バブルの頃、宮崎でも有名海外オケの演奏を聴くことができていました。クルト・マズア指揮ニューヨークフィルでこの「ロマンティック」を聴くことができたのです。あまりの美しさに、この音楽に身をゆだねて、ここで死んでしまうのもよいかもしれないと思ったほどでした。
ほかの曲を含めてブルックナーを生で聴いたことはこのとき以外ありません。
その曲を自分が弾く方になるのは、うれしいような、こわいような・・・
そして、どんなにいい演奏をしても、もりあがりや記憶に残るメロディーがないので、なじみのない方には退屈だろうなと思い、複雑な心境でアリマス。
しかし、決まったことはやるだけです。
今回の練習を踏まえ、楽譜が来たら、
・まず音名を声を出して譜読みをする。
・弾く音それぞれについて、どういう弾き方で弾くか考えて、その弾き方で弾いてみる。違っていたら全体練習の時指摘されるだろうから、まず自分で考える。
早くも次の演奏が楽しみです。オーケストラで弾くなんて、すごいことにはまりました。人生後半、真剣になることは、これだけかもしれません。
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チェロのレッスン 5月30日 美しい力強い音を出す
所属しているアマチュアオーケストラの本番を控え、日曜日2週連続で本番の指揮者の先生との練習だった。
その1回目、メンバーの方が録音して、その音が送られてきた。
チャイコフスキー交響曲第5番の第1楽章はびっくりするほど美しかった。
2楽章3楽章と進むにつれ、重厚さが失われたように聞こえた。
私自身のことを言えば、1楽章のとき、「ピアノ(弱く弾く)でもおそれず、しっかりと真のある音で弾きましょう。」と指揮者から言われ、それを十分意識して弾いていた。
が、時間がたつにつれ、その意識が薄れ、へなへなとした音で弾いていた気がする。またフォルテ(強く弾く)の音も強い音で弾こうという意識がなかったように感じた。
それから家で1週間、しっかりした音、強い音が鳴るように練習したつもりだった。
でも、強い音が汚い。考えてみれば強い音ってどうやって出すんだろう?疑問に思いながら、2回目の指揮者練習となった。
気持ちはあるのだが、いい音で弾けてないところがある。フォルテ!!
その2日後がレッスンだったので、先生にそこを聞こうと思った。
先生は同じオーケストラの首席で私の斜め前で弾いている。
練習開始早々、先生「伝えたいことがあったの!」
「ここの部分(楽譜を指さす。)どうやって弾くかやったことなかったよね・・・」
そこは、同じ演奏会で弾く「くるみ割り人形」で強い音で、弓をダウン(弓を右に引いて音を出す。)の連続で演奏する部分。
わたしは、弓を持つ腕と手に力を入れて弦を押さえつけて、力任せに弾いていた。美しくないと自覚しながらどうすればいいかわからなかった部分だ。
練習中に先生を見ると、弓を持つ右腕をブンブン大きく回している。恰好だけはそれを真似していた。
そこの正しい弾き方は・・・
弓の毛を弦にあらかじめ置いておく。上腕でスピードをつけて長い弓幅で弦を鳴らす。(これまでの私は力を入れて短くチョコっと鳴らしていた。)音の長さによって弦にあたる弓の幅を変える。
いっぱい右腕を引くがスムーズに早く元の位置に戻る。弓を安定させるためには弓を引く前と引いた後の弓先の位置があまり変わらないようにする。その目的のため右腕の動きが円運動になる。
やってみた。音がクリアでかつ芯のあるよい音。
この「あらかじめ弓の毛を弦に置いておいて弾き始める」は、弓を左右順番に弾くときも長い音を引くときも、やるべきことだ。
しっかり弓の毛を弦にのせて長い音を弾いてみる。しっかり弦に弓の重みをのせたまま弓を横に動かす。いい音。
長いフォルテの音の弾き方はこれだ!!
私のレッスンの課題であった美しい強い音を出すためにはどうすればいいかがわかった。
さらに先生が音は小さくても、クリアに弾かなかればならない短い音の出し方を教えてくれた。
これもあらかじめ弓の毛を弦に置いておく。弓元よりの部分が弦に接するようにする。そこから手首の小さな動きでポンと音を出す。弦が毛と絡まっていて、そこから解放される感じ。
音は小さくても(手首の動かし方でかなり大きくも出せる。)クリアな音になった。
「きょう先生に聞こうと思ってたことがすべて解決しました。」
「同じ問題意識があったのですね。そこが問題だと気付いていたことは立派だと思います。」
ほめられちゃった!
いろいろな音を美しく出す弾き方 まとめ
<今回習ったこと>
あらかじめ弓の毛を弦に置いた状態で弾き始めるのは、しっかりした音を出すために重要。
右腕・右手の動きは、弾く音や流れによって、横にしっかり引く動きと、縦(回転運動になるような)の動きのどちらかになる。どちらの形なのか見極めて弾く。
<これまで習ったこと>
はっきりした強い音は弓元寄りで、小さい柔らかい音は弓先寄りで弾く。柔らかい小さい音だからといって弓をあまり使わないのはいけない。弓のスピードはある程度出して、しっかり弓を使う。
大きな音は駒寄りで(下側)、小さい音は指板寄り(上側)で弾く。
こんなところは、弓先・指板寄りで、かつ弓のスピードと弦にあたる距離はたっぷりめで、かつ気持ちはやさしく、すると、きれいな小さな音になるわけです。
この整理で、楽譜のどの部分をどういう弾き方で弾くか考えて、弾き方を意識して弾くという練習をしてみよう。使う弓の量と弦の場所は極端でなく中間部分というものあるわけです。
本番まで練習できるのはあと3日。ここがうまくできれば全体の音に貢献できると思うのです。練習!練習!
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楽器初心者必読!!音名を声に出して楽譜を読む。楽譜の理解に効果あり。私には苦手なことなのですが・・・
目からの情報をどう脳で認識するか、人によって個性があると思うのです。
というのも、ワタクシ、数字は見て、なんという数字なのか脳が理解するとき、数字の呼び名?音?はまったく介在しません。
たとえば、3。脳では1のつぎのつぎの整数、あるいはモノが3つある状態と理解しますが、「サン」という音は浮かびません。
人が数字を言うと、たとえば電話番号を言われて、その数字を頭に思い浮かべて、書いたりするのが大変難しいです。時間がかかる。よく間違う。
これは、数字だけでなく、ふつうの文字もそうです。
文章を読むのはすごく早いのですが、音は介在せず、文字の形で頭に入ってきます。
このような認識方法の人が多いのかどうかはよくしりません。が、わたしほど数字の音がわからない人は会ったことだありません。
これは音符を読むときも同じです。
たとえば、ヘ音記号の五線譜の一番上の線に接して上にある音は「シ」です。
わたしは、楽譜を見て、チェロでもピアノでもすぐその音を出せますが、その「シ」という音名であることはとっさにはわからず、その音名を声に出すのがスムーズにできません。
なので、楽譜を暗譜するときも、よくわからないイメージで覚えます。決して「レドシレ ラシドミレ」とか音名で覚えられません。
先日レッスンの時に、「音名で歌ってみることはよく演奏するためには大事」という話になって、私は苦手だと先生に伝えはしましたが、家に帰って、やってみたのです。
今度のコンサートで弾くチャイコフスキー交響曲第5番のチェロの楽譜です。
苦手なので、たどたどしいし、頭が疲れます。
しかし、その努力の結果、その楽譜について理解が深まったのです。
1 実は同じ音を弾いている。
オーケストラの楽譜だからでしょうが、例えば、2小節に音が23個あるが、音はドミソの3音だけ。
こういう形がたくさんあって、1小節で音は8個、音はミとラだけとか。
オクターブ以上離れていると、楽譜上はいろんな音があるように思えるが、音的には2つとか3つとかしかないと理解すると、弾き方が整理される。
2 西洋音階では12の音しかない。
これも当然なのだが、ヘ音記号の楽譜の下から上まで、あるいはハ音記号の楽譜の下から上まで、いろんな音を弾いている気分になるけど、オクターブを考えず音として整理した場合、12の音程しかない。声に出して音名を読むとシャープ・フラットなどの記号は言わないので、7つの音しかない。7つの音の中で、全体の調との兼ね合いで普通の音なのか、シャープなのかフラットなのかを整理しながら読む。すると、音はシンプルに思えて、頭の中がすっきりする。
3 半音の音程移動がより一層はっきりする。
2と関連があるが、楽譜を目で追うとき、どこでシャープが付いてどこでフラットが付いて、わけのわからん音の流れをつくっているか、よくわからずに楽譜を追っていたのである。
ところが、楽譜を読むと、シャープとかフラットとかまで言えないので、「ソソラシシドデミミファソララシミレ」と呼んで、ソソとかララとかで半音変わるということを意識して声を出して読むと、目で見ていたより、半音の移動がきちんと理解できる。そうやって理解したうえで目で楽譜を見ると、弾きやすくなるのです。
4 フレーズ感が高まる。
1と2で理解した、オクターブをとりあえず置いておいた上で音の構成や流れを考えると、ここからここまでが一塊の流れとか、小節の最初の強拍から音はこういうふうに動くとかが、非常にすんなりと理解できた。
指の動きが複雑にならざるを得ないとき、指の動きを優先させてフレーズ感が失われることがあった(多かった・・・)が、逆にフレーズが流れるように指の動きを考えるべきであるとわかった。(わかるの遅すぎたかも・・・)
楽器を弾く中で、今やっとこのようなことがわかったのでした。
努力せずというか自然にというか・・・音名を声に出して楽譜が読める人は、こうやって楽譜を理解していたのだろうか・・・
今気づいたからよかったが、わたし、ハンデがあったかも。
今後新しい楽譜を弾くときは、
1 まず声出して音名で楽譜を歌う。
2 フレーズ感を理解する。
3 指使いを考える。
4 実際に弾いてみる。
あと2週間となった演奏会。声出しのおかげか?自分的にはかつてないスムーズな演奏で、昨日の指揮者練習が終わったのでした。(それでも弾けないところもありました。)
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ニューバランス FRESH FOAM 1080 の履き心地がスバラシイのだが・・・
今週のお題「盛り」
スロージョギングを始めたし、犬の散歩で履いていたジョギングシューズは長く履いていてくたびれてきたし、ジョギングシューズを購入することにした。
近所のゼビオに行く。
靴底のクッションがいいのにしたかったが、いろいろありすぎて、よくわからない。
今は履いているのがたまたまニューバランスなので、底の厚いニューバランスを履いてみる。
すごい!!ふわふわ!なのに安定感もある。表面は伸縮性のあるメッシュなので、夏でも蒸れないのではないか。
伸縮性があるので、指のゆとりの適正感がわからず迷っていると、お店の方が触ってくれて、適切なサイズを選んでくれて、購入した。
購入したのはこれ。
家でホームページでわかった機能
さっそく、ジョギングや散歩で履いたのだが、特にかかとの衝撃がなく、おしりや腰に負担がかからない。気持ちよくてどこに行くときも履いた。こんなにすごいシューズはほかにはないだろう。これを選んでよかった!!
気に入りすぎて色違いをネットで買った。
日曜日は、所属するアマチュアオーケストラは本番の指揮者の方が京都から見えての練習だった。
別にジョギングシューズを履いていく必要はないのだが、履いていった。
ふかふか気持ちいい!!
午後から、チャイコフスキー交響曲第5番の練習。フォルテシモで弾きまくる部分とピアノやピアニッシモで繊細に弾く部分で、へろへろになっていた。
夕食休憩をはさんでまた練習。
夕食はお仲間と食べにでることにした。
靴を履いて、(ふわふわ気持ちいい!!)お仲間の準備ができるのを待っていた。
そこにメンバーの方が慌てて、「誰か先生の靴を間違えて履いている人はいませんか?アディダスの白いスニーカーです。」
一応自分の足元を見た。
・・・アディダスだ・・・・
あわてて、靴置き場に戻る。
わたし「先生。ごめんなさい。ワタシです。」
先生「よかった。誰かアディダスの人がいたから、その人かと思っていた。・・・」
わたしは、靴を脱ぎ、先生に渡し、自分の靴を靴箱から出す。
先生「えーっ!!全然違う靴!!どうして、これを間違う?」
わたし「おっしゃるとおり。不思議です。ふかふかで気持ちいいと思っていました・・・」
指揮者は女性の方で、靴のサイズはいっしょだったのでしょう。
見かけは全然違うのです。
たぶん、わたし、集中力を欠いていたのだと思います。
でもって、ふかふかで気持ちいいと思うのはどういうこと?
アディダスにもふかふかの気持ちいい靴があるんです。たぶん、どのメーカーも作ってるんです。
素晴らしいシューズに出会えた喜びが少ししぼんでしまった・・・
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ワタシ史上 最うまのチェロ!!
すでに何度かブログにも書いているが、「良い音」を出せるように、体の使い方、弓の持ち方などに気をつけて、それが無意識にできるように、ただひたすら繰り返し練習しているのである。
単に練習にとどまらないように、途中でその弾き方でゆっくりした曲を弾いてみて、練習の成果を確認している。
努力の甲斐あって、かなり無意識にいい弾き方になってきている。
曲で弾いてみると、ときどきイメージどおり腕が動いていないことがあって、原因は特定の移弦だったりするので、曲を弾きながら、その部分にクセがでないよう修正したりする。
いっぽう、複雑な動きをするオーケストラの楽譜は楽譜のスピードについていけず、なかなか弾きこなせないことが多かった。
とつぜん思った。
視線!
わたしは、正確な音程を取ろうとして、つい左手の弦を押さえる指を見てしまう。しかし、左手のポジション移動は見なくても、左腕、左手の感覚で動けるように練習はしているのだ。
こわがらずに、左手の指を見ずに、前方に置いている楽譜だけを見て弾いてみた。
音程の外し加減は、指を見るときと見ないときは、結局変わらないことがわかった!!
それで前を見て、楽譜中心に視線を変えた。
楽譜を見る時間が長くなったので、複雑な動きの短い音を弾けるようになってきた。
プラス、前を見ているので、オーケストラの練習の時、以前より、指揮者やチェロパートのトップの方やコンサートマスターをよく見ることができるようになった。
いい感じに上達しているのではないか・・・・
自らの行為でできるようになったことを前向きに評価する。
自己肯定感、高い!!
するとリラックスして演奏できて、体の妙な力みもなくなる。
チェリストの山口徳花さんというかたが、演奏のポイントなどをTwitterで書かれているのでフォローしている。
その方が、昨年末に
「ボウイングに気をつけながら音程にきをつけて、音色にも体の使い方にも気をつけて・・・」のように多くのことを”同時進行”で意識を向けなければならないと思っていると、多くの労力が必要になる。しかし一つずつ”融合”させていく意識で練習していくと、むしろどんどんシンプルに自由になっていく。
と書いておられた。
そのとき、そういうふうになればいいな・・・と思った。今、自分がその方向でよくなっているような気がしてうれしい。
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アマチュアオーケストラが子ども合唱グループとコラボした。「パプリカ」
3月の終わりに、宮崎県の西部の小林市での子どもの合唱グループのコンサートにアマチュアオーケストラ有志で参加しました。
私たちのオーケストラをときどき指導してくださる方がいらっしゃいます。
なんでもトランペットでドイツに奨学生として留学し、日本のプロオケでも演奏していらしたということで、曲の解釈や表現のアドバイスは、「なるほど!!」感が大きく、その方の練習はいつも楽しいです。
ネットで検索すると、トランペット奏者の経歴で、その方に師事したということを書いておられる方も多いので、すぐれた演奏者であり指導者だったのだと思います。
で、その方は、都会での演奏生活に区切りをつけ、宮崎県に移住し、農業者としてコメを作っているとのこと。
練習にはいつも軽トラでやってきて、ユニクロかワークマンのようなカジュアルな格好です。
その方が地元で子どもの合唱にかかわっているため、私たちのオーケストラにコラボ依頼がありました。
オーケストラを聞いたことのない子供たちや親御さん方にオーケストラを聴いてもらうとともに、オーケストラの伴奏で合唱するというものです。
練習時間に余裕がなかったので、オケだけの曲は小中学校のスクールコンサートで演奏している曲から2曲、合唱とのコラボは、「ビリーブ」と米津玄師の「パプリカ」です。
「パプリカ」はテレビで流れていて、子どもたちにはなじんだ曲らしいですが、おばさんのワタクシ、聞いたこともない。
楽譜は、ホ長調(シャープ3つ)が転調して、嬰イ長調(シャープ6つ)になるので、読みにくく、リズムも今どきの付点音符だらけで、日頃クラシックしか弾いていないので、慣れるのに大変でした。
米津玄師のパプリカを聴いてみたのですが、まず歌詞がなんでパプリカがでてくるのか全く理解できません。聞いても「フーン」という感じで特に何の感想も持たなかったのです。
しかし、練習しているうちにちょっと楽しい曲になってきました。
コンサート当日のリハーサルで初めて子どもたちと会いました。
子どもたちは、「みんなで歌うの楽しい!」というグループで、コンクールにでるような肩にチカラの入った感じではありません。楽しいのが音楽の基本だよなと、いい感じでみていました。
ビリーブとパプリカをオケと子どもたちで合わせました。
パプリカがとにかく楽しいのです。子どもがノリノリで歌っています。私も演奏していて楽しくてたまりません。
演奏中に突然涙がぼろぼろ出てきました。とても幸せな時間でした。
本番は我慢して冷静に弾くように努めましたが・・・
感情があふれた原因(アタシ、すぐこんなこと分析しちゃうのです・・・)
1 子どもが好き。子どもには未来がある。子どもがいろんな体験をして素敵な大人になってほしい。ささやかながら、そのお手伝いができたかな・・・という充実感。子どもたちが本当に楽しそうで幸せな気分になった。
2 パプリカの曲調が人をハイにさせるものがある。
演奏が終わって、ウチの子どもと電話した時、パプリカでハイになった話をした。
「パプリカの転調はハイにさせるテッパンの転調なのよ。」
(ここからの説明は興味のない方は飛ばしてください。)
EメジャーがAシャープメジャーに転調する。
Eメジャーの同じ調号(この場合シャープ3つ)の平行調(短調)はAシャープマイナー。Aシャープマイナーの同主調(主音が同じ長調)はAシャープメジャー(シャープ6つ)
音楽理論はよくわからないが、ウチの子によると、ヒトは、同じ調号の短調(暗い感じ)に転調し反射的に暗い旋律を予想するのだが、そこでなぜか長調(明るい感じ)で音楽が展開されるので、ものすごく明るくハッピーに感じるというしくみらしい。
なんかヒトの感性って不思議です。
とにかく、予想を大きく上回るハッピーな演奏となったのでした。
たまたまアマチュアオーケストラで演奏しているが、ホールでがちがちのクラシックのコンサートをするだけでなく、こんなふうにいろんな人とコラボして、やったことのないジャンルの曲に挑戦することも、音楽を楽しむという意味でとても意義あることだと改めて思いました。
そして、私が楽しむだけでなく、他の方とも音楽の楽しさを共有できることのスバラシサを大きく感じたのであります。
また、こういう機会があるといいな・・・
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