チェロのレッスン 10月18日 ベートーベン交響曲第3番第3楽章の弓の動かし方
ベートーベン交響曲第3番第3楽章は4分の3拍子。
延々と4分音符が続く。
楽譜上は、符点2分音符を1分間で114回が指定速度。
4分音符だと1分で342回弾くことになる。はやっ!!
これが、先日の指揮者指導で4分音符312回に遅くなった。
音を出すということではかなり弾けるようになった。
しかし、きれいな音は・・・
弓の毛を弦にあてて、離れるときに出る短く軽く弾む音。弓・毛を跳ねさせる。
一度は先生に習って、ある程度の速さではできるようになったが、本番の速度で、この弾き方で弾き続けることが、私には難しい。移弦するときが特に間に合わない。
弾き方がうまくない。弓が空中で無駄に動いているはず。
ということで、もう一度確認。
上腕に力を入れない。速いぞと気持ちががんばってしまって、力が入っていた。
肘はほぼ固定して、肘から下だけを動かす。
移弦の肘から下でコンパクトに動かす。
弓の毛は体側の少しの量だけを弦にあてる。毛が当たる部分が大きいと跳ねすぎる。
練習には「ゆっくり弓の毛を弦にあてて離す」を丁寧に行う。
なるべく移弦をしないで、左手のポジションを変えて音を出すようにする。
楽譜の2小節ずつぐらいの短い部分を繰り返して弾けるようにして、できたら次の2小節を練習するようなことで、動きに慣れる。
前回、弓を持つのは親指、人差し指、小指と言われたのだが、これだと負担が大きいので、中指、薬指も力を入れずに置く感じで使う。
自力でわからなかった。習ってよかった。
習った方法で練習していきます。
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ぐったりのオーケストラの練習
毎週日曜日の夜は所属するオーケストラの練習。
きのうは本番の指揮者がお見えになっての、昼と夜の練習。
今回弾く曲が、フォルテで弾くまくる部分と繊細な部分があって(これはどの曲だってそうかもしれない・・・)、疲れる・・・
酸欠でめまいがしそうだし、頭が働かなくなって普段はできることがでくなくなったりする。
・・・これはワタクシのちからがまだまだということだと思うのですが・・・
ふつうは、晩御飯食べたら、まったりして10時はに寝るのですが、日曜日は10時前に練習から帰って、頭がさえて、おなかがすいていて、何か食べても寝付けない・・・
おまけに、東京に住んでいるウチの子がなぜか日曜日の10時以降に電話してきて、うだうだと1時間以上しゃべったりする。
月曜日の朝はぼんやりしている。
きのうは幸い夜電話はなく、今朝はめずらしくすっきりした月曜日の朝をむかえた。
雨。
きのうの練習のおさらいをする時間が充分とれる。
ベートーベンの交響曲第3番の3楽章は、チョー早いので絶望的だったが、早く弾くより、きれいな音を優先させるとのことで、テンポが落ちた。少しは弾けそう。・・・たぶん、どんなにがんばっても完璧には弾けそうにないけど・・・どんまい!!
あとは、2楽章のゆっくりで、音的には単純な音だけど外せない、美しい部分を、美しく弾く練習をしよう!!
ボロディンの交響曲第2番は、転調だらけ。先週ベートーベンの練習ばかりして弾いていなかったら、きのうは転調に頭が対応できず、ついていけなかった。慣れることが大事かな。・・・ということでとにかく一日1回はとおすことにしよう。
しかし、オーケストラで弾き始めたころより、弾きながら全体が何をやっているかわかるようになってきた。
全体がうまくいってるときと、アレっと思うときが、わかるようになってきた。
そして、ベートーベンは聴くより弾いているほうが曲の構成がよくわかる。
構成的には実はシンプルなのに、美しい。
もう一つ上達してること。
フォルテの長い音。
指揮者の方から、「先細りしない。音量を保って!!」と指示が出ると、いそいそとがんばるのです。先細りしない弾き方は、この半年以上レッスンで取り組んできた。こういう時に活きるんだ・・・
だめなところと、うまくなっているところを、冷静に評価しながら、この曲たち、12月4日の演奏会まで毎日お付き合いしましょう。
緊張も和らいで、今感じるぐったり感も軽減するとよいのだが。
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チェロのレッスン 10月11日 ヴィヴァルディ チェロソナタ第1番 変ロ長調
チェロのレッスン室でチェロケースを開けたら、どの弦も緩んでいた。
昨日ふつうに使えたのに・・・
木でできているので、気温が下がり、湿度も下がると、木が収縮して、ペグが緩む。
秋の訪れを教えてくれる・・・
高温多湿の宮崎の夏は、ぶくぶくに木が膨張するのかもしれません。
弦を張るついでに、A線を新しいエヴァピラッツィに変える。ほかの弦はエヴァに変えていたのだが、A線だけ前のラーセンのままにしていたので。
エヴァは期待以上に、ふくよかでまろやかな音がした。ここ最近の弦ではベスト。・・・これまでで一番かも!
おまけにテンションが低く、人差し指を伸ばして押さえるBフラットが楽に音が出るようになった。今回の演奏の最初の音がこのBフラットなのです。
先週のレッスンから、apple musicでいろいろな演奏を聴いた。
先生に、好きな演奏は、Ophelie GailardとJaap Ter Lindenのものだったと伝える。
どちらも気品があって美音。
特に私はLindenの演奏が大好き。ほかの演奏より少し遅め。優雅さマックス。
先生からのアドバイス。
その1
最初のbフラットの長い音は実は弓のスピードが必要。しかし、腕を早く動かすのではなく、上半身の動きを使って勢いを出す。すると、自然で柔らかなスピードがでる。
ほかの部分もこの曲は上半身をうまく使うことで、よい音がでる。
わたしはまだ上半身が固く、うまく使えていないので、この曲で身につけるとよい。
下半身は安定させて、上で上半身を遊ばせる。
板こんにゃくを立たせたような感じ、とのこと。
・・・すげえ高度なことやってない?
上半身の改善に前向きになった。
そういえば、今年これまでは手首・肘をやわらかくコントロールする練習をした。けっこうできるようになった。
どんどんうまくなるかも・・・・キラキラ!
以下は、今までも言われてきたことです。
その2
フレーズを意識して、その間はとぎれず弾ききる。頭の中のフレーズ感が整理できれば弓でおのずと表現できる。
その3
フレーズの中で、音が高くなるに合わせて音を大きく、少し前のめりに(早く)、音が下がるとき、音をだんだん小さく、遅く。フレーズの中で全体として一定のテンポであるよう調整する。
ふんふん!また一層練習が楽しくなってきました。
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apple musicでダウンロード 穏やかな浜辺で多幸感を得る。
サブスクには興味はなかったのですが、apple musicを始めました。
きっかけは・・・
今度のチェロの発表会でヴィヴァルディのチェロソナタ第1番を弾こうと思って参考になる演奏を探していた。
CDはアンナー・ビルスマのものしかAmazonでは見つけられず(これはすでに持っている。)、YouTubeで一つ好きな演奏を見つけたところだった。
チェロのレッスンの時、先生がiphoneからいろいろな演奏を取り出し聞かせてくれた。
apple musicだという。
もう販売されていないCDもあって、いろんな演奏が聴けるとのこと。
ダウンロードしてしまえば、携帯の通信を使わなくとも出先でも聴けるとのこと。
早速家に帰ってアプリを入れた。
すぐに検索。たくさんのヴィヴァルディのチェロソナタがある。
即4つの演奏をダウンロード。
ついでに『古楽・中世からルネッサンス』というプレイリストがあって、これもダウンロード。
ルネッサンスの音楽は好きなんだけど、よく知らず、CDもあまりなく、あっても知らないものを買う勇気がなく、聴くことができていなかった。
サブスクだから、とにかくダウンロード。
犬を連れて、一ッ葉のビーチに行った。
珍しく波がない穏やかな海。
先日、ロシアが核兵器を積んだトラックが移動しているという映像を見て、世界の終わりを漠然と感じていた。
実際にはどうなのかわからないが、私はいったん核兵器を使用されると、報復の応酬で世界は終わると思っている。
そんな中で生活していた。
穏やかな海を見ながら、ダウンロードしたルネッサンスの音楽を流した。声楽のものが多い。宗教音楽っぽいものが多い。旋律と和音が美しい。
突然多幸感が訪れた。
今生きていることがとてもいとおしく思えた。音楽の力・・・
実はこんな気分はアブナイのかもしれない。
現実に直面しない、逃げ。なんの解決にもならない。
でも、私には核戦争を止める力はない。(と思い込むのがマズイのだろうか・・・)
この問題に関しては、今生きていることを大事にするしかない。
海と音楽でめったにない多幸感を味わったというお話です。
家に帰れば、多幸感はなくなっていました。
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指揮者のちから 小澤征爾さん 沖澤のどかさん
オーケストラの演奏には指揮者とオーケストラ。
演奏することはもちろん聴くのも素人のワタクシ。
生演奏でもCDなどでも、いい演奏だと思うことがあっても、それがどうしていい演奏に聞こえるのがよくわかっていない。
曲そのもののよさと演奏との区別がほとんどつかない。
数々の名指揮者・名門オーケストラ。
ソリストに比べて、私にはその個性はわかりずらい。
そんなに多く聴き比べてもいない。
特に生で聴いたことのあるオーケストラの演奏は多くなはい。
そのなかでは、クルト・マズア・ニューヨークフィルのブルックナーがベストだった。
有名どころでは、シノーポリとオケはドレスデンだったかな?は全然よくなかった記憶がある。
世界の小澤征爾を一度は聴こうとチケットは獲ったが、つわりで行けなかった20数年前。それ以来、小澤征爾さんとは縁がなく、サイトウキネンに行こうと思いながら、気がつくともうチケットが取れない状態だったり、仕事で休めないスケジュールだったりして、結局聴けていない。最近な小澤さんの体調が思わしくなく、ステージに上がっていない。
それでも毎年、セイジ・オザワ松本フェスティバルのプログラム発表はチェックしている。
今年は有観客でオペラは沖澤のどかという人が振る。
そのときはあまり気にも留めていなかった。
夏になって、京都市交響楽団が次期常任指揮者を沖澤のどか氏に決定したというニュースと沖澤氏の写真をみて興味を持った。
若い!お顔立ちは静かで派手な感じでない。(ゴメンナサイ。こんなこと重要でないことなのはわかっているのですが・・・)
小澤征爾も優勝したブザンソンコンクールで優勝して、ベルフィルでペトレンコの助手をしているらしい。35歳ぐらい。
松本フェルティバルの練習が始まると、チェリストの山本裕康氏がTwitterで沖澤氏の演奏上のすばらしさとともに、人間性の魅力を伝えている。
ますます興味がわいた。
松本フェスティバルの「フィガロの結婚」の出来栄えは、ネット上では評判がいい。
ちょうどそのころNHKで沖澤氏のドキュメンタリーと「リンツ」の演奏が放送された。
先日から、N響の7月の沖澤氏が指揮した定期演奏会がYouTubeにアップされている。
見入ってしまった。
普段は指揮者の動きはあまり見ていない。今回は食い入るように見た。
すごく繊細な配慮が行き届いた動きに見えた。丁寧で真面目。
微笑みながら振っている時間が長い。
不用意とか勢いとかいう言葉と無縁な動き。
演奏者を信頼してその力を引き出そうとしているように見えた。
演奏はリハーサルでの練習で大まかな流れはできると思うが、本番でこんなふうに振るんだと見ていた。
ただ、演奏自体はワタクシ評価できるほどの知識はありません。
かつ、ほかの方の指揮をじっくりと見たことがないので、ほかの指揮者と比べることもできません。
私に非常に好感をもって見入らせてしまった、何か「力」があったのは確かです。
これから演奏の経験が増えると、あの丁寧な、演奏者に敬意を持った指揮が変化するのだろうか、このままのスタイルなのだろうか、興味はますます深まった。
結果としての演奏はどうなるのだろう・・・
来年からの京都市交響楽団の演奏を聴きに、見に行きたくなっている。
ただ、今気がついた。
生の演奏会では、指揮者の顔は見えないのだ・・・うーん・・・
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チェリスト 佐藤晴真さんの生演奏が聴きたい。
先日も少しブログに書いたのだが、NHKのクラシック倶楽部で佐藤晴真さんのチェロを聴いて、心奪われた。
バッハの無伴奏チェロ組曲第1番。
これまで聞いたバッハの無伴奏チェロで一番好きだと思った。
音色・フレージング
生で聴いてみたい・・・
めまいで苦しむ中、佐藤晴真さんの演奏会情報を調べた。
すぐにある。
7月21日。福岡で、ドボルザークのチェロ協奏曲。(ドボコンというやつですな・・・)
めまいが落ち着いたら行こうと、席の空き状況、交通機関やホテルを調べていた。
どんな演奏になるかな?
佐藤さんの低音は力強さより甘さを感じる。甘いドボコン・・・興味ありあり・・・
しかし、めまいは治まらなく、予約を断念。
コンサート当日は調子がよかったんだけど、福岡まで行く勇気がない。
それに当日行くと交通費(飛行機)・宿泊で5万円ぐらいかかるし・・・
演奏当日は、今やってるかな?とかソワソワしていた。
Twitterには若干レビューがあり、「音のきれいさと芯の強さを兼ね備えた」とか「伸びやかな音色がドボコンとは別の洒脱な曲のようで新鮮」「透明感と芯の強さ」など、予想どおりの評価だった。
ふむふむ・・・
わたしは、コンサートに行けない(行かない)と決断して、代償を得ることとした。
その1
まずはCDの購入。
フランス音楽は予想どおりきれいで歌い方がすてき。ブラームスが重たくない!こんなブラームスもテレビで見たバッハに続き初体験。
ふむふむ・・・
その2
悔しいから、ずっと先のコンサートのチケットを購入した。
1時間、いろんな曲のいいとこ、さらっと弾く系の軽いコンサートのようだ。
東京だから、ついでに、ほかのお楽しみを前後に入れよう!!
別にお楽しみはコンサートじゃなくていいんだけど、1月10日前後の東京あたりのコンサートを調べてみた。
前日の1月9日にこんなのみっけ!
やはり先日テレビの演奏を聴いて、聴いたことのない流れるような柔らかなピアノだった藤田真央さんとチェロ界の大御所・堤剛さんの共演!
すごい!!
オール・ベートーヴェン!!
ヴァイオリンソナタ 春
チェロソナタ第3番
ピアノ三重奏 大公
このチケットは検討中で、まだ買ってなかったんだけど、書いてたら絶対行きたくなってきた。どうしよう・・・
コンサートをいろいろ調べてたら、こんなのも出てきた。
Storia II (すとーりあ・つー)という名称のイベント。
佐藤晴真(チェロ)、服部百音(ヴァイオリン)、藤田真央(ピアノ)
2022/12/23 (金) 開場17:30 開演18:30
東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
佐藤晴真さんと藤田真央さんが一緒にやっちゃうわけ?
うーん!すご過ぎます。
これは、いわゆる普通のクラシックコンサートというよりイベントっぽい。
演奏曲名もわからない。
うーん・・・
これだと、東京に2回行かないといけない・・・
検討します。
どとらも、ヴァイオリニストのことにあまり重点を置いていないのが、なんだかなあ・・・
両者とも名前は知ってるんですが、それ以上は存じ上げない・・・
このように、佐藤晴真さんの演奏をCDで聴きながら、生演奏聴きたいと、ぼんやり考えているところでアリマス。
けっこうハマってます。
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