料理が苦手でもいいじゃない
今週のお題「傘」
今、自分で作った夕食をいただきました。
今、一人暮らしなので、夕食のお供はタブレットです。
コロナの影響で、みんながおうちご飯しなくてはならない状態でした。
ネットには、芸能人系の人が「すごい」ご飯、「プロみたい」なご飯をインスタにアップしたというような記事がたくさん出てきます。どんどん増えてきます。
それに対するコメントが、「おいしそう」「お料理上手」とか出てきます。
一方、先日のアメリカでの警察官が黒人の一般人を殺してしまったことから、人種差別の話題もでききます。
楽天のオコエ選手が、父親がナイジェリア人で母親が日本人で子供もころから「周りとは違う」と感じさせられ、心がなくなっていったと、SNSに公表したという記事も読みました。
次に、今日は「レシピ通り作っているのに・・・なぜ「料理上手」になれない?」という記事を見つけました。この記事は別に悪いものではなく、こんな風に作ればいいよ!という親切記事です。
でも、ご飯を食べながら耐えられなくなりました。
「料理上手」じゃなくていいじゃん!!
「料理上手」になろうとしなくていいじゃん!!
ご飯どうしても作るの苦手な人っていると思うんです。がんばって作ってもうまくいかない人。そんな人は努力しないといけないのでしょうか。
そういう考え方って、人の多様性を認めない一種の差別なんじゃないかと思うんです。
できないことは無理してしなくていい。おうちご飯も、ご飯がうまく作れない人が快適に食生活ができる、そんな情報を出してあげるべきじゃないかなあ。
おうちご飯という土砂降りの中、おいしいご飯をつくらなくていい「傘」をかざしたい。
わたしも考えてみます。いいアイディアがある方は是非情報発信してください。