もっともらしくない!!

早期退職したアラ還。毎日が発見!周りのものを大切に愛をもって暮らしていく中で気づいたことや考えたことを書いています。

着ぐるみを着たオーケストラ【ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団】をご存じですか?

 

わたしは、たまたまどんなジャンルの音楽も楽しめる。

最初に買ったレコードはアグネス・チャンだったか、美しく青きドナウだったか?

中学生になって、たしか日曜日の晩にやっていたNHKFMの渋谷陽一のロックの番組をよく聞いていて、ブリティッシュが多かったのだが、ロック少女になった。

同時にクラシックも聞いていた。ショスタコービッチ交響曲第5番をこんな旋律、

すごい(ある種めちゃくちゃに当時は聞こえた)和音の音楽もあるのかと驚嘆して聞いていた。

年を取るにつれ、新しい音楽情報を積極的に入れくことができなくなったのもあって、クラシックメインになっていた。

 

「クラシック」というだけで、敬遠する方が多いので、楽器の音の美しさ、さまざまなメロディー、きれいな和音をたくさんの方と共有したいと思っていた。

そのためには、子どものころからもっとクラシックを楽しめる ようなものがあるといいのになあと感じていた。

 

ウチの子が、小学生5年ごろから吹奏楽を始めた。勧めたわけでなく、自分からやってみたかったらしい。チューバになった。そのころ、わたしはまだチェロをはじめていなかったが、弦楽器に関心があって、管楽器は全くわかっていなかった。子どもの練習を聞く中で少しずつ管楽器のことがわかってきた。

あるとき、子どもがDVDだったのかパソコンで見せてくれたのが、ズーラシアンブラスという金管楽器アンサンブルの演奏である。

演奏者が皆動物の頭だけだが、着ぐるみをかぶって演奏している。

ライオントラなどのメンバー。チューバはシロクマである。

メンバー紹介は次のように書いてある。

まじめでしっかり者のオカピが、大好きな音楽で生きていこう、と決めたのは今から少し昔のことです。北極での演奏に限界を感じていたホッキョクグマと一緒に、世界のいろんな国をまわって、孤高のトランペッターインドライオン、お調子者のスマトラトラを見つけ出しメンバーに誘います。噂を聞きつけたドゥクラングールが、ぼんやり眠ってばかりのマレーバクを誘ってオカピに会いに来ました。そうして結成されたのが金管五重奏ズーラシアンブラスなのです。

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ズーラシアンブラス公式ホームページより)

うちの子は、このキャラクター設定から演奏の像をつかみ、共感を持って聞いていた。

子どもがこういうところからクラシックに興味を持つというのはいいかもと思った。

・・・・ということは、ほとんど忘れていたのである。

 

先日、テレビの番組表で、ズーラシアフィルハーモニー管弦楽団とあったのである。そこで思い出した。これはズーラシアンブラスのオーケストラ版ではないか?

さっそく録画した。

 

みんな着ぐるみを着ている。

 

弦楽器はうさぎ。管楽器、打楽器は楽器ごとに違う動物なのだが、実は楽器のキャラクターと動物のキャラクターがうまく合っている。

トランペットがライオン

チューバがホッキョクグマ

打楽器の一人がサル

ファゴットがクロヤギ とか・・・

指揮者も、繊細で真面目そうなそうなオカピと、優してく包容力のありそうなカバと2人が出てきて、演奏の感じも違って見える。(どちらが指揮するかは曲によって計算されているのだろう。)

 

1時間の番組なので、コンサートプログラムのすべてではないと思うが、トランペットソロが入る闘牛の音楽で、ライオン同士が戦ってソロを奪い合う、最後は仲良く二重奏となって、楽しくかつ音楽の構成を伝えている。

 

ホームページを見ると、日本各地でコンサートが予定されている。人気があるのだろう。(わたしが知らなかったダケですネ・・・)

 

わたしはコンサートを見てみたくなった。まず、着ぐるみだけでワクワクします。

 

お子様と一緒に楽しむことができれば、お子様の音楽のし好が広がるかもしれません。

ぜひおススメします。

 

www.superkids.co.jp