久しぶりに満天の星 星を見る習慣
久々に星を見た。空には無数の小さな輝きがあった。
きのう、晩ごはんを食べた後、塩素系漂白剤で渋の付いたカップを洗っていて、着ていたフリースに漂白剤を飛ばしてしまった。
やむを得ず、洗濯。
お風呂に入って、ダウンを着こんで、外に洗濯物を干しに行った。
空気が冷えていて、とても寒かった。
ふと見上げると満天の星。
田舎で明かりがほとんどついていないので、星がよく見えるのだ。空気も澄んでいるのだろう。
宮崎でも見ることができる(わたしでもわかる)オリオン座、その周りに星が砂粒のように空に散らばっている。
そういえば、星がきれいだと思ったのは久しぶりだ。
星を見る習慣がない。
月は興味があってよく眺めるが、星を見ていなかった。
宮崎といっても町場に住んでいるので、夜でも空が明るくて星が見えないことは確かだ。
でも、高千穂で星が見れることを思いもつかなかった。
たくさんの星を見たのは、数年前の、慶良間。
星がよく見えるという情報を持っていたので、夜ホテルの外に出て、砂浜で星を眺めた。
実はわたしは天の川を見たことがなかった。写真や星座表で空の一部が雲がかかって光っているような部分が天の川だと知ってはいたが、実際空を眺めて、「これが天の川」と見たことがなかった。
慶良間の空は本当に小さい光の粒が数えきれないほど広がっていた。
しぶしぶ星見学に付いてきた夫が、空の一部を指さして天の川を教えてくれた。その時初めて天の川がわかった。やはり空にかかった雲みたい。わたしには教えてもらわないとわからなかった。
全然自然に興味のない夫が星に詳しいことを発見したのもおもしろかった。
わたしと子どもは砂浜に寝っ転がって星を堪能した。
そのあと、上高地で星を見た。明かりがないので星が見えるだろうと気づいて、宿の外で空を見た。やはり小さく弱い星の瞬きが山で囲まれた空に無数に見えた。
空にわずかな光の星がたくさんあることがうまく表現できません。わたしの感動を伝えられなくて、もやっとしています。星についてこれまで言語化したことがなかった証です。
わたしの星体験はそれで終わっていた。結局何年も星を見ていなかった。
そして、きのう、久しぶりに星を見た。単純にきれい。そして空間の広がり、宇宙というものを久しぶりに感じた。
宮崎の日常生活ではたくさんの星を見ることはできないのだが、「星を見ること」を忘れてはいけないと思った。
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