もっともらしくない!!

早期退職したアラ還。毎日が発見!周りのものを大切に愛をもって暮らしていく中で気づいたことや考えたことを書いています。

東日本大震災から10年 今のわたしがすること

いつもと同じように朝が来た。

 

もう10年です。

東日本大震災からもう10年経ちました。

 

わたしが生きてきた中で起きた事件としては、この3.11と9.11がもっとも記憶に残ることです。

忘れてはいけないと、いつも自分に言っています。

しかし、実は東日本大震災で何が起きたか全体をよくわかっていない。

当時、母が入院中でそれへの気配りやもろもろの用事、育児、通勤片道1時間の仕事あなどで忙殺され、落ち着いて事態を把握していませんでした。

刻々とわかる被害のひどさ。

原発の被害やそれへの対応。

今も細かくはわかっていない。

たぶん、宮崎という現地からかなり離れた場所で暮らしていて、実体験としては影響が少なかった。食べ物や電気に困った記憶もない。

ただ、遠くでほぼ何の影響も受けていないわたしも大きなトラウマを受けていて、10年ということで流れるテレビ映像や記事を見るたびに、漠然とした悲しみを感じて、涙ぐんでしまう。

 

東日本大震災を忘れてはいけない。原発事故を二度と繰り返してはならない。

わたしにできることは何か。

わたしに今できることは「事実」をわたしなりに知って、きちんと整理することだと思っています。

本や映像で見ることは一面的で全体を把握することは難しいことですが、とにかくそこから始めます。

(わたしができることって、ほとんどが知ることだけで、そこから次に進めなくて、限界を感じていて、ちょっと自分で情けないですが、知ることはしないとね・・・)

 

まず、震災のあった年の9月に発行された池澤夏樹の「春を恨んだりはしない」を再読しました。これは震災のあった年に一度読みました。 

春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと

春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと

  • 作者:池澤 夏樹
  • 発売日: 2011/09/08
  • メディア: 単行本
 

 

今年次の本も購入し、読みました。

 

これも購入。ボリュームがあるので、今読んでいるところ。 

 本についてのコメントは後日。 

 

そして、昨年コロナで行くタイミングを逃してしまったフクシマと岩手や宮城の津波が押し寄せたところに今年は是非行きたい。自分の目で見たい。

 

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葉っぱが落ちてしまったトネリコから新しい葉っぱがでてきました。再生・・・