もっともらしくない!!

早期退職したアラ還。毎日が発見!周りのものを大切に愛をもって暮らしていく中で気づいたことや考えたことを書いています。

テレビじゃ~!!【FBI:特別捜査班】【FBI:Most Wanted】 ドラマと人種

今週のお題「おうち時間2021」

家でおこもりしている中で、テレビを見る時間がある。

テレビをリアルタイムで見ることはほどんどない。録画かAmazon PrimeNetflix

CSIのような警察物やFBIものが好きなのである。

1話完結。複雑でないストーリー。

昨年からWOWOWの「FBI:特別捜査班」を見ている。

今や少し慣れてきて面白さが薄れているが、見て心地いい。

心地いい最大の理由は、人物設定である。

  1. 主人公の女性が、いかつい感じ。肩が大きくて、化粧っ気もなくて、服も実用的!って感じ。全然チャラチャラしてない。けど、堅物って感じでもない。夫を殺された過去があり、仕事に没頭しているが、私生活を充実させたいという気持ちもある。強い人だが、迷う人間的な部分も持っている。
  2. もう一人の主人公が、イスラム教徒であるアラブ人系。陸軍士官学校出身の元軍人の捜査官。9.11以降、アメリカでのアラブ人・イスラム教徒に対する差別など社会的問題が続いていると聞く。その中で、FBIの固い捜査官として描かれている。エピソードの中には、アラブ人のテロリストと相対するものもある。
  3. サブリーダーの立場の人は、元アルコール依存症。日々それを意識して生きている。
  4. シリーズ2からのメンバーは、もとウォールストリートで働いていた金融パーソン。

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主人公の二人

 

たぶん、アメリカのドラマは、いまや、いろんな人種を登場させなければならないのだろう。けど、アラブ系の人を主人公にしているのは新鮮。個人的には9.11以降アラブ系やイスラム教徒が不当に悪い先入観を持たれていることを憤っていたので、この設定は気持ちいいのだ。

このドラマのスピンオフで「FBI:Most Wanted」というのも放映されている。

これは今第5話まで終わった。

どうも主人公の妻はアメリカ軍人で亡くなっている。それで小学生ぐらいの娘と暮らしている。近くに妻の両親がいて、孫の女の子と一緒に過ごしたりしている。

外見的に、妻、女の子、妻の両親が、明らかにアングロサクソン系でない。ネイティブアメリカンっぽい。インカ系というか・・・

主人公のチームにも、同様の外見の人がいる。地味に射撃の名手だった。第5話で、主人公の妻のお墓のところに、なぜかチームのメンバーでその人だけがいるのである。

??なんで??ネット情報によると、その人はなくなった主人公の妻の兄らしい。

主人公のチームのほかの人もアングロサクソン系は少ない。主人公はアングロサクソン系ですが。

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アメリカの映画やドラマの中で、アングラサクソン系でない人は、その人種らしいキャラクターがあった。黒人とか、アジア人とか、南米系とか、ネイティブアメリカンとか。

以前見ていたドラマでインド系の人が出ていたものがあったが、その人々は、いかにもインドの富豪とか、数字に強い頭のいいとかいう設定で、悪い描かれ方ではないが、いかにもインド人のステレオタイプだったように思う。

このドラマの中では、人種的特有のキャラクターではなく、少数人種の人がさらっと重要な役割をしているのがいい。

こういう設定は、たぶんアメリカでは望ましい傾向として推奨されるものなのであろうが、実際にそのようなドラマはほかに見たことがなく、このドラマがとても先進的に見える。

これから、どういう展開なのかわからない。

引き続き見ていきたいと思います。

 

 

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