もっともらしくない!!

早期退職したアラ還。毎日が発見!周りのものを大切に愛をもって暮らしていく中で気づいたことや考えたことを書いています。

【LIFE!/ライフ】 思いがけず心温まる映画を見ちゃった!

今週のお題「雨の日の過ごし方」

外に出ないので時間がある。映画がたっぷり見られる。

たまたまWOWOWをつけたら、思わずいい映画に出会っちゃったりする。

<ネタバレ注意>

『LIFE!/ライフ』

2013年のアメリカの映画

監督と主演はベン・スティラー]。

 LIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごすウォルター・ミティ。彼の唯一の楽しみは、むなしい現実から逃避する刺激に満ちた空想をすることだった。そんなある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気付いたウォルターは、カメラマンを探すため一大決心をして一歩を踏み出す。

 

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まったくのファンタジー、大人のメルヘン。

でも、こういう非現実的な映画は単純に元気をくれます。

主人公のウォルターは面白みのない会社員なのだが、いろいろあってそういう生活をしている。

いろいろとは・・・

おとうさんはたぶん自由な精神の持ち主だった。ウォルターは子どものころ、父にモヒカン刈りにしてもらって、スケートボードをしていた。そして、いろんなところを自由に旅するように、おとうさんからバックパックをプレゼントしてもらっていた。 

しかし、17歳のときにそのおとうさんは亡くなり、母と妹と自分の生活を維持するためにまじめな会社員になる。

バックパックは一度も使っていない・・・

そんなウォルターが別の一歩を踏み出す物語なのです。

勤めている会社の雑誌の最終号の表紙の写真を、カメラマンからなぜかもらえておらず、そのカメラマンを探しに日常を飛び出す。

そこからが大冒険の連続!

グリーンランドではスケートボードで山の道を下り、火山の噴火から必死で逃げる。

その後はカメラマンが次に向かったというアフガニスタンのヒマラヤを、おとうさんからもらったバックパックを初めて担いて歩き、ついにカメラマンを見つけ、一緒にユキヒョウを見る。

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そしてカメラマンが最終号の写真として用意していたのは、仕事をしているウォルターの写真だった。

 

一種のロードムービーで、グリーンランドやヒマラヤの風景がいい。ヒマラヤではチベット民族の様子もちょっと描かれている。

そして、主人公の設定。

おもしろみのない勤勉な会社員がいろいろな過去や憧れを持っているが、それを封印して暮らしている。

これって、世の多くの人がそうだと思う。

主人公はなりゆきでその封を切って自分のしたかった方向に進み始める。

現実の私たちは、なかなかそうはいかない。

それを主人公がしてくれることで、あたかも自分の夢も叶うんじゃないかと思える爽快感がある。

一方で、カメラマンが最終号の表紙にウォルターの写真を準備していることで、仕事をまじめに取り組むことも大事なことだと描かれており、「がんばれば報われるんだ!」というメッセージを発している。

 

所詮はファンタジーだ。夢はかなわないかもしれないし、がんばっても報われないことが多い。でも、こんなこともあるんじゃないか・・・とわたしを元気にしてくれました。

単純なストーリーだからこそ、心温まり、美しい映像が心躍りました。

 

 

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