うーん!!月齢と潮の満ち引きの時刻との関係を調べた。
読ませていただいているブログで月のことが書かれており、今夜は新月とのこと。
で、気になった。満潮時刻はいつだろう。
地球に対して月と太陽が直線上に重なるとき、つまり満月と新月の時、月と太陽による起潮力の方向が重なるため、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなり、 この時期が「大潮」です。
新月・満月=大潮のときの満潮の時刻はいつも同じなのか、変わっていくのか。拡大すると月齢と満潮時刻の関係について疑問が膨らみました。
感覚的には、ある月齢の満潮時刻はだいたいいつも同じ時刻と思っています。
うちの近所の川の最も水位が高いのは、大潮の満潮の時のはずです。私の日々の散歩から、その水位はいつも朝6時前後と午後6時前後なのです。
調べてみました。
実態としては基本的にはほぼ同じ時刻なのです。これは、宮崎県細島港の潮見表で確認しました。2020年の10月から2021年の10月までの満月大潮の際の満潮時刻を調べたところ、5:19から6:40と17:20から19:26におさまっています。
2時間の差をどう評価するかですが、ほぼ同じ時刻と言っていいのではないかと思います。
SURF LIFE https://www.surf-life.blue/ より
月齢 | 満潮時刻 | |
10月31日(土) | 14.3 | 6:01 |
17:54 | ||
11月30日(月) | 14.9 | 6:24 |
17:44 | ||
12月29日(火) | 14.4 | 6:16 |
17:20 | ||
1月28日(木) | 14.9 | 6:40 |
17:44 | ||
2月26日(金) | 14.3 | 6:16 |
17:36 | ||
3月28日(日) | 14.6 | 6:08 |
18:09 | ||
4月26日(月) | 14 | 5:25 |
17:57 | ||
5月26日(水) | 14.3 | 5:19 |
18:38 | ||
6月25日(金) | 14.6 | 5:38 |
19:26 | ||
7月24日(土) | 14 | 5:33 |
19:16 | ||
8月23日(月) | 14.5 | 6:16 |
19:22 | ||
9月21日(火) | 14 | 6:06 |
18:42 | ||
10月21日(木) | 14.6 | 6:28 |
18:22 |
では、ほぼ同じ時刻である理論的な説明は?
気象庁の記述では、「月が地球の周りを約1か月(約29.5日)の周期で公転しているために、満潮と干潮の時刻は毎日約50分ずつ遅れます。」とあるので、当然満月が一巡すると時刻は元に戻るということのようです。
計算してみた。(でも、この計算はある数字Aを別の数字Bで割り、その結果にBをかけてAになる、当然というものですね。)
1日ごとの満潮時刻の遅れ50分が月の満ち欠けが一巡する29.5日で1475分つまり24.6時間、ほぼ一日遅れるいうことです。月の満ち欠けが一回りすると満潮・干潮の時刻もほぼ元に戻っていることになります。24.6時間の0.6は結構大きいので、少しずつ遅くなるような感じもするのですが、実態としては遅くはならず、早くなっているときもある。使っている数値から来る誤差なのだろうか。
すっきりはしない。
ネット検索では、この辺が細かくわかりませんでした。図書館リサーチが必要です。
潮位表を作る人は、すべてを知っているはず。セオリーはあるはず。
月と太陽と地球の関係は、ちょっと調べただけではわからない。かつ、それぞれの自転・公転、その角度が立体的にイメージできないと理解できない気がする。そこまでたどり着けるだろうか??うーん!
しかし、月には興味をかきたてられます。
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