もっともらしくない!!

早期退職したアラ還。毎日が発見!周りのものを大切に愛をもって暮らしていく中で気づいたことや考えたことを書いています。

先生ってすごいよね!チェロのレッスン

宮崎県内にはチェロを教えてくださる方は、現在たぶん2人しかいない。

一人は音大を出て、東京のプロのオーケストラで弾いておられて宮崎に帰ってこられたという経歴の方。

もう一人は私の先生で、ジュニアでチェロを始めて、上に書いた先生から指導を受けて、その後音楽とは関係のない4年制の大学に行かれて、お勤めをされたのだけど、どうしても音楽の道で生きていきたくて、県内の唯一の音楽系の学科がある短期大学の専攻科で学んで、その後も修業を重ね、チェロの講師や地元のコンサートを中心に活躍されている。(一人の経歴を一文で書くと長い文になった!)

わたしは習い始めの時は伝手もなく、ヤマハの大人のレッスンに入った。途中から今の先生になり、今もヤマハでレッスンを受けている。

バランス感覚のたいへん優れた方で、高齢化の進む宮崎県の芸術界の未来のリーダーとなるだろうと、わたしは思っている。(わたしより20歳近く年下です。)

 

今度発表会で弾くヴィバルディのソナタ第5番、弾き始めは簡単に音程とリズムは弾けたのだが、この2週間ぐらい伸び悩んでいて、練習しても、自分の求める音や流れが出ていなかった。

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きょうは、そこを見てもらった。

すぐに問題点が見つかった。

弓を持つ右腕の肘から手までの動きがおかしい。無理している。

あと、例えば・・・

この音は弓もとで深い長めの音で。

次の音は弓を半分ぐらい使って、その勢いで次の音は弓の中央で弾くように。

このフレーズは弓の速度を出し、かつ、上腕まで動かして、たっぷり弓を使って音を出す。

・・・というようなことで、やってみた。

 

見違えるような音になった。生き生きした流れのあるフレーズになった。

これから、家でそれを体になじませていく。

 

曲の中のどの音でどんな弓遣いをするかということは、まだ全然自分では判断できない。

教えていただくと、「ああ、そうなのか!」と思う。

こうやって、少しずつ分かっていくしかないのでしょう。

 

まずいところ見つけてくださって、このように弾くといいとすぐ教えてくださって、先生、すごい!!と思った。

 

一方、先生は、私は課題意識があるので、上達への道が早いと言ってくださる。(ちょっと自慢!)

 

あと10年すれば、もう少しうまくなれると思うんだ!

先生、よろしくお願いします。

 

 

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