弾いていて思わず涙😢した【ベートーベン交響曲5番 第3楽章から第4楽章】への展開
きのうは本番1週間前の指揮者との練習で、ベートーベン交響曲5番を1楽章から順にほぼ最後の確認の練習をしました。
1楽章ごとにやって、第3楽章。
この曲を聞かれる方はよくご存じだと思いますが、第3楽章の終わりは、弦の低い小さい音とティンパニーが暗く続き、最後の8小節(約8秒)で急に大きな音になりそのまま休むことなく第4楽章に突入します。
なので、練習でも、3楽章の練習は、4楽章の最初の20小節ぐらいまで続けて弾きます。調はハ短調からハ長調に変わります。
何度も聞いたことのある曲ですし、自分も今回の練習で何度も弾いています。
ここの展開は劇的であることはわかっています。
でも、きのう暗い第3楽章が終わって明るく力強いが音楽が始まると、何か泣けてきてしまって・・・
美しさ?明るさ?希望の光が見える?生きる喜び?
感動は、言葉をうまく操れない者が言語化すると陳腐になってしまいます。
そして、言語でないものから湧きあがる感情があります。
ベートーベンさん、すごい!!と改めて思うとともに、こんな感情を持てた自分がスバラシイと思った。
この一瞬が訪れたことに、おおげさだけど、「生きててよかった!幸せだなあ・・・」と思ったのでした。
たぶん、本番ではもうないよ。
あの一瞬、音楽の神様がわたしのところにやってきた。
これから、年をさらに取って、自分の過去を振り返るとき、不思議な輝かしい出来事であるだろう。
自己満足にすぎないのですが、自分の中ではすごい事件でした。
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