もっともらしくない!!

早期退職したアラ還。毎日が発見!周りのものを大切に愛をもって暮らしていく中で気づいたことや考えたことを書いています。

迷い犬(または捨て犬)の保護捕獲現場に立ち会う。

今週のお題「感謝したいこと」

私はこれまで犬の保護捕獲に関わったことが3回あります。

エピソード1

5年ぐらい前の話です。

宮崎には阿波岐ヶ原海浜公園というところがあって、そこに公営のドッグランがあります。土曜日の午後うちの犬をそこに連れて行って、駐車場に戻る途中、午後4時ぐらいのことでした。その日は小雨で、暗い感じでした。

すぐ向こうが砂浜という藪の中に、小鹿の幽霊を見た気がしました。よく見ると、犬です。あばら骨がくっきり浮き出ていて、骨と皮だけに見えます。わたしとうちの犬を見ても何の反応もなく、ボーっと立っています。

この犬を救出しなければと思って、ドッグランに戻り、ドッグランにいる犬仲間にヘルプを頼みました。

私を含め5人で現場に戻り、犬に近づくと、犬は力を使い果たしたように、その場にうずくまりました。

皆初めてのことで、たまたま私を含めそこの3人は同じレスキュー施設から犬をもらっていたので、その一人がレスキュー施設に電話しました。まず、保健所が保護しないとレスキュー施設は動けないということだったのですが、集まったお一人が殺処分されるのはどうしてもいやだと、保健所に連絡するのをいやがり、とりあえず、また集まった方のお一人が利用している近くの動物病院に連れて行くことにしました。

犬はおとなしく抱っこされ、車に乗り病院に行って、点滴を受けました。かなり危ない状態でした。それから、やはり保健所に連絡して、保健所の方が動物病院に引き取りに来られました。

その間レスキュー施設とも連絡を取り、保健所の手続きが終わったら、引き取ってもらうようお願いしました。

けっきょく、その犬は愛犬家に引き取られ、その方がドッグランにその犬を見せに来てくれました。その犬は、見違えるように肉も付き、すらっとしたヨーロッパの狩猟犬のような雰囲気になっていました。名前もイギリス貴族のような素敵な名前を付けてもらっていました。

あの状態の犬を助けることができて本当に良かった。

エピソード2

何か月か前のこと。犬の散歩中、うちの近くの堤防で、汚れた中型犬が走っていました。汚れた首輪が付いていましたが、リードはありません。すぐ家に帰って、動物愛護センターに電話しました。(エピソード1の後、動物愛護センターができたのです。)

その際のセンターのとコミュニケーションが円滑なものでなく、その犬がどうなったかわかりません。

ちょっと愚痴を言うと、たとえば、「首輪の色は何色でしたか」「えっ、わかりません。」「保護してますか?」「いえ、犬が一緒だったので、家から電話しています。」なんか、私のしていないことを非難されているように聞こえたのです。加えて、こちらは連絡先とか丁寧に言ったのに、どうなったかの連絡もありません。

お忙しいし、事務的なのでしょうが・・・せめて、たとえば、「首輪の色はわかりましたか?」とか微妙なんですが、微妙な言葉遣いでコミュニケーションの雰囲気は変わりますよね。そういうマニュアルがあるといいかも。

エピソード3

昨日のことです。昼にまたも犬と一緒に近くの堤防に行くと、柴犬がノーリードでゆっくり駆けています。オフィスの制服を着た女性の方が後ろをついて行っています。話を聞くと、すでに動物愛護センターには連絡し、しばらくしたら職員が来る、それまで、犬が交通事故にあったり、人やほかの犬とトラブルにならないように見張っているとのことでした。

実は、前日、私は同じ犬を見ているのです。そのときは、その犬が野犬には思えない、きれいな状態で、のんびりと歩いていたので、たまたまリードがはずれたか?と思ったのに加え、エピソード2のあまり愉快でなかった記憶から積極的に動物愛護センターに電話する気が起らなかったのです。

そのため若干責任も感じ、その女性と一緒に犬を見張ることにしました。幸い犬は川岸の出入り口の狭い草むらに入っていき、そこからでません。女性の方とうちの犬とで堤防の上から見張っていました。

その女性は昼休みの散歩中で、職場に遅れる連絡をされていました。

待ちながら、その方と「どうやって捕獲するんでしょうね」「2人は来ないと逃げられたりしますよね」とか話していた。

私がその方と合流して1時間20分後(ちょっと遅い!!)、動物愛護センターの職員が来ました。一人です。

職員さんはリードのようなものを2本持って草むらに入っていきました。まず食べ物を投げてあげました。草むらの中でよく見えなかったのですが、とにかくすぐには捕まえませんでした。5分以上かけて犬との距離を縮めて、まったく犬に抵抗されずにリードを付けました。そして、職員さんと犬は草むらから出てきました。犬は飼い主さんと散歩しているように、スタスタと職員さんと車に向かいました。

私が見たのはここまでです。

ときどきネットにアップされているアメリカのレスキューと同じようなスムーズな捕獲に感心しました。さすがプロのスキルです。その職員さんに感謝です。

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真ん中の島のような部分に犬は1時間以上静かにいました。渡り鳥の匂いがするのか、うちの犬も大好きな場所です。私たちは上(写真の左下)から見張っていました。この写真は夕方撮ったもの。 

 

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