アマチュアオーケストラのコンサート終わりました。
きのうアマチュアオーケストラのコンサート終わりました。😊
1000人を超えるお客さんが来てくださりました。
小学生低学年やそれより小さな子供さんも多くて、開演時はかなりざわざわしていました。
それが、シベリウスのフィンランディアが始まると、急に静かになりました。
管楽器の大きく不気味な音に興味を惹きつけられたようでした。
それだけでも、「聞いてくれてありがとう!」という感じです。
その後の指揮者体験コーナーは、3人の枠だったのですが、やってみたい人を募ったところ、50人ぐらい手が上がり、単なる好奇心でもやってみたい子どもが多くてびっくりしました。
オッフェンバックの「天国と地獄」のカンカンと言われる運動会のかけっこのBGMでみんな聞いたことのある部分です。
ためらいがちに指揮棒を振った子どものテンポが遅かったので、とてもゆっくりしたカンカンになったり、両手を使って本当の指揮者のように、それも速いテンポで振る人がいたり、体験コーナーならではのおもしろみがありました。
その後、カバレフスキーの道化師。これは不思議なメロディーと和音で弾いていて楽しい曲でした。
弾きながら、本当にいい曲だよねと思っていました。
あまりクラシック音楽に興味のない夫が聞きに来てくれました。
「4楽章はすごいよね。子供たちも1楽章から4楽章までの流れとあの4楽章の力強さはわかったのではないか。」との感想。
実は彼はずっと前に一流オーケストラ(たぶんNHK交響楽団と言っていました。)の5番を聞いたことがあったと、終わって家に帰って初めて教えてくれました。
(「なんでそれまで教えてくれなかった?わたしが委縮すると思った?」)
「その時も4楽章すばらしいと思った。」と、なんとメロディーをぺらぺらと歌っているのです。(「そんなに覚えてるの?知らんかった。」)
そして、「たまには生音を聞かんといけんね・・・」との感想でした。
ワタクシ、実は5番「運命」を生で聞いたことがありません。(3番・7番・9番は生で聞いたことがある。)
学生時代NHK交響楽団の定期演奏会の会員でしたが、プログラムがA・B・Cとあって、若いころはマーラーとかブルックナーとかいう方向のプログラムを選んで聞いていて、ベートーヴェンはおもしろくないと避けていたのです。
歳をとって、ブラームそしてベートーヴェンを楽しめるようになってきました。しかし、そうなってからは、「運命」を聞く機会がない。
今は、コロナの影響で、コンサートが中止になったり、開催されるものがあっても、なんとなくチケットを買いそびれたりして、ここ2年オーケストラはぜんぜん聞いていない。
生の音でしか伝わらないものがあります。
きのうの夫の感想や若干の高揚感を見て、素人オーケストラでも生音なら伝えられるものがあると思いました。
正直言って、なぜアマオケで弾いているかというと、今の自分は「伝えたい」よりは「弾いて楽しみたい」のほうが強いです。
ただ、ホールという閉ざされた空間で弾く方も聞く方も一緒にいるという体験は、どんなオーケストラであっても「特別な時間」であろうと改めて思いました。
そして、「伝えられる」演奏者になってきたい・・・
あっという間に終了。
半年の練習が休憩含めて2時間です。
自分の演奏はまだまだ十分ではありませんでしたが、それは想定内でした。
自分の出来とは別問題として、この曲たちをずっと弾いていたい。いい曲たちでした。
😢😢
次の曲に取り掛かります。
ムソルグスキーの「はげ山の一夜」です。
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