慎重に判断した結果、うちの子は帰省します。
うちの子は帰省する。
一人暮らしを始めて6年。あまり帰ってきたいと言うことはなった。
ところが、今回は夏ごろから、犬に会いたいとしきりに言い、早くから帰省の計画を立てはじめた。
一方で、コロナ感染者が減らないどころか、増えている。
帰らないほうがいいかなあ・・・と迷っていた。
しかし、私は、子どもが精神的にめげているのを感じている。
家族に会いたいとは決して言わない。「犬に会いたい。」で十分わかる。
それで、「私は帰ってくるなとは言わない。自分で決めて」と言ったら、帰ってくることに決めた。
バレなきゃいいとこそこそするのは、私たち親子の信念に反する。
そこで、帰省に対しての準備は次のとおり
1 夜の会食等はずっと行っていない。当然マスクは付け、感染リスクが高い行動も取っていない。
2 出勤も混雑の時間帯は避けている。
3 10日前から在宅勤務。さすがに2週間はできないらしい。
4 帰省前日に抗原検査を受ける。
今回の帰省に関して、もやっとしていること。
なぜ、帰省が悪者扱いされているのか。
広島県はいわゆる「帰ってくるな」キャンペーンを始めました。
移動がそもそも低感染エリアへの感染リスクを高めるのであれば、Go to Travelをもっと早くにやめるべきだった。帰省したいという国民一人一人の心より経済優先???
また、実態がよくわからないのですが、感染率の高いエリアでは家庭内でも濃厚接触していないのですか?外で感染して、それを家庭内に持ち込むリスクだったら、東京も宮崎も変わらない。
ネットの医師の記事で、偽陰性の場合もあるので、帰省する前に検査して安心するより、検査せずに帰ってホテルとかに泊まるなど感染させない対策を取るべきだとあったのですが、それなら、都会の人もみんな家に帰られないはず!また、確率的には抗原検査で陰性がでれば、陰性の可能性が高いと思うんです。都会の人が毎日検査するわけでなく、家に帰るんでしょう?
少なくとも宮崎は普通に暮らしていても感染リスクはある。宮崎市は1日人口約40万人に対して、10人前後感染している。
東京で感染リスクを極力さけ、かつ何らかの検査をしている人が帰省するのが、そんなに危ないことかなあ?というか、危なさはあまり変わらない。
多くの人が帰省する
何か悪いことをした時の言い訳に、「みんなしてるから」というのがあって、わたしは、みんなしていても悪さは薄まらないと思っている。
が、そんなに悪いことなら、帰省自粛要請を出せばいいんだわ。飲食店みたいに。
その意味では、広島県「帰ってくるな」キャンペーンはスッキリする。帰ってくるなという科学的な根拠は別として。
ネットニュースでは、3割しか帰省しないと言っていたけど、母体の抽出がいろいろな状況を反映していないようで、宮崎には若い子たちはいっぱい帰ってくるよ。たぶん。人から聞く話としてはこっそり帰るっていう人が多い。
そんな中、夏は感染拡大を避けるため、うちの子は帰らなかった。(そうじゃなくても帰らなかったかも)職場ではかなりの人がお盆に帰省したらしい。
一律に帰省は危険だとされる。今、感染の理由や感染対策の有無は夏より重視されていない。
さらに、感染対策をしながらがんばっている人と、極端な話、感染対策をせずに毎晩夜の街を飲み歩いている人が一律に、帰省はアブナイと語られるのが釈然としない。
コロナ初期は、感染が確認されると、なぜ感染したのか?悪いことしたんじゃないという風潮が強かった(特に有名人)。でも、今や感染の原因はあまり問われない。何か悪いことをしなくてもかかる、または原因がわからないことが多い。
しかし、感染リスクを低くして生活している人と、感染対策をあまりしていない人の感染率は違いはないのだろうか?
最近、会食は明確に感染率が高いと言われるようになった。
ハロウィーンの渋谷で感染したとか、Go to Travelで誰かがウイルスを持ち込んだとか、そのような検証はされていたとしても公表されず(知らないだけ?)、感染する・させることの責任があいまいになっている。逆に、誰でも感染のリスクはあるのであって、責任を問われるのもおおいに困る。イケナイことである。
そんな中、「帰省はダメなんじゃない!ムード」が漂っている。一律、帰省は悪いことだという雰囲気・・・
いったい、どうしたらいいのでしょう?都会在住者の心の安定と都会在住者の感染リスクの問題をうまく解決できません。
うちの子は、上で述べた対策を取って帰ってきます。家の中でもなるべく感染のリスクは避けます。しかし、一緒に暮らす以上、もしうちの子が偽陰性で感染者であれば、リスクは高いことになりますね。感染していれば・・・
そこで、私が感染した場合、医療機関には迷惑をかけます。これはかなり心が痛む。私は症状で苦しい思いをするか、死ぬかもしれません。でも、それは自分で決めたことです。
私は誰かにうつすかもしれません。当分は人と接触の低い行動を取りますが、今やどこでも感染者はいるかもしれないのです。
官房長官も、宮崎県も「帰省は慎重にご判断を!」と言っているが、「慎重に」って何?みんな基準が違うよね。もっと客観的な判断基準は出せないの?
私は、アベ前ソーリが、耳心地はいいが、意味のない形容詞や副詞をやたらと使うのが大嫌いだった。それも重要なはずの局面で、形容詞や副詞でごまかしていた。言葉に実態がない!!それが今も続いている!!はっきり言う責任を回避している。
今回の被害者は、帰省について悩む人だ。
もう一つ言えば、4人以下の会食を避けると明確な数字を言っておきながら、率先してそれをしないのはどういうこと?一律そうでないことぐらいタコでもわかる。でも、言った人は守らないといけない。
だいだい、本当に感染を拡大させてくないと思っているとは思えないのです。経済優先。それも重要。
一方で、帰省にはあいまいな態度で、帰省したい人の利益のことは考えていないように思えます。
かなり、もやもや、いらいらしています。
長くて、かつ駄文失礼しました。
何度か、読み直して考えてみたけど、帰省がいいというクリアーな論拠は立てられません。立てられるはずもないのです。それでも帰ります。
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