おせち料理 あれこれ思うこと
おせち料理の定義って何なんだろう?
もてなしやすい、保存のきく食べ物を、お重に詰めておくことだったのだろう。
そして、詰めておくものはお正月らしい縁起のいいものにしたのだろう。
今やチラシやネットショッピングのおせちを見ると、そもそもからは少し外れているのかなとも思う。が、それはその時の需要なのだろうから、写真を見て楽しんでいる。
子どものころのおせちはよく覚えていない。
高校生のころ、積極的におせち料理作成にかかわるようになった。
母が持っていた当時でさえ10年以上前の「主婦の友」のカラーページを切り取ったおせち料理のレシピ。
それを見ながら、わたしは、田作り、栗きんとん、なますなどを作っていた。母は黒豆、お煮しめ、数の子、きんかん甘露煮などを作った。
買ったものを含め、お重に盛り付けるのはわたし。庭にあるナンテンを切って飾っていた。
食いしん坊なので、とにかくたくさん作って冷蔵庫にも保管していた。
大学や仕事で家から離れても、必ず帰省しておせちを作っていた。
結婚しても、自分で作ったり、出来上がったものを買ったりして、とにかくお重3段作っていた。
途中から、おせち料理というカテゴリー以外のものも、お正月に食べたいものはお重に入れていた。
食べたいものをとにかく詰める。
これは2020年のお正月のおせちです。
おせちのお重を買ったことはない。わたしがたくさん食べたいものだから、1セットではすぐに食べ終わるだろうと買う気がしなかった。伊勢海老とかにコストかかってそうだし・・・
2021年のお正月は単身赴任中の夫がコロナ対応で家に帰れなかった。
子どもはおせちは好きなものは限られている。
それで、久しぶりにお重に詰めずにささやかにオードブルみたいに食べた。
今回も、自分の食べたいものを準備した。
数の子、栗きんとん、蕪の三杯酢、かまぼこ、伊達巻は購入した。
さっき、田作りは作った。
夫も大好物である黒豆は今お鍋で煮ているところ。
お重に詰めるかは決めていない。
お重のメリットは、詰めてしまえば、テーブルにポンと置けること。各自好きなものを取ることができる。なくなったら補充するだけで、パターンが決まってしまう。
ただ、前回に引き続き中身がバリエーションが少ないので、お重は見栄えがしないなあと思っている。
お重に詰めなければ、それぞれの食べ物をタッパー風の容器に詰めて冷蔵庫に入れて、食べるときにお皿に盛る必要がある。
うーん・・・まだ決めきれない。明日まで保留。
わたしはいわゆるおせち料理の食べ物が好きだが、これらを食べたいと思っているのは家族でも私だけ。
いまどきの味覚の人々はどうなんでしょう?
おせち料理が生き残るか、よくわかんないし、生き残ったとしても、中身はどんどん変化していくのでしょうね。
繰り返しになりますが、その動向を憂いているのではなく、興味を持っているだけです。
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