宮崎はコロナ感染が拡大して、この1か月スーパー以外の外出をせず、かといって、クリエイティブな気分にもなれず、ごろごろと寝っ転がって本を読んでいる時間を多かったです。
アカデミック系?勉強系?の本も読んだのですが、これらは姿勢を正して頭を使って読む感じが強く、リラックスはできません。
そこで、4月ごろからちびちび家にあるものを読んでいたアガサクリスティーを、新たに購入して読んでいます。
実は、15年くらい前に図書館で文庫になっているものはコンプリートしたのですが、おまけになぜかそこの図書館は原書(英語)も置いてあって、それもかなり読んだのですが、無性にまた読みたくなったのです。
今回はミスマープル物を集中して読んでいます。
わたしがクリスティーが好きなのは、ざっくり言えば乙女心をくすぐるからです。フェミニズムは当然、さまざまな多様性が認められてきている今、乙女心って自分でも違和感があるのですが、クリスティーに出てくる女性はちょっと見過ごせないキャラクターが多いのです。時代的な制約の中、クリスティーとしては魅力的な女性を描いているのだと思っています。古いイギリスのロマンティックな香りもします。
この良さを語るにはきちんとした準備が必要なので、後日改めて書きたいと思います。
ミスマープル物はアガサクリスティーの他の探偵ものに比べて乙女度が特に高いです。
トミーとタペンス物も乙女度が高かった記憶がありますが、最近まだ読んでいないので。
きのうは「動く指」を読みました。
個別の感想なりも別途書きたいと思います。
暑さと仲良くしながら、きょうもクリスティーを読んでいきます。