イソヒヨドリ - もっともらしくない！！

退職して心にゆとりができたせいか、野鳥の声が細かく聞こえるようになりました。

冬のカモとか見るのが好きなので、野鳥の会に入ってみようかと思っていますが、今のところコロナでお預けです。

その野鳥の声でずっと気になっているものがありました。ながながと美しい歌を歌うのです。犬の散歩のとき堤防でよく聞こえます。音の出所を観察すると、スズメより大きい背中が青く、おなかがオレンジの鳥のようです。青とオレンジのコーディネートも素敵なのです。堤防沿いの家屋の屋根や雨どいにいるいるのを見かけます。

なんという鳥なのだろうをいろいろ調べました。「イソヒヨドリ」であろうと思っています。

声に気づいた春から今もずっと鳴いていますが、暑さを忘れるほどの美しい歌です。

わたしは一日ほとんど家にいます。冷房を入れないとさすがに暑いので、節電に自室のみ冷房を付けてそこに籠っています。

先日自室の机で本を読んでいると、イソヒヨドリの声がすごく近くで聞こえてきました。机はベランダに向いています。見ると、ベランダの手すりにいるではありませんか！！カメラで撮ろうとしましたが、失敗。

でも、その存在さえ知らなかった鳥が私のベランダまで来てくれたという距離の縮まりに、春から夏の時間を感じました。