電子書籍礼賛
今週のお題「読書感想文」
読書と言えば本が必要ですが、本は電子書籍がいいよということを述べたいと思います。「電子書籍がいい」というと、「やっぱり紙じゃないと」というご意見を聞きますが、次のメリットを申し上げると、少しは賛同いただけるのではないかと思っています。
わたしは電子書籍といっても「kidle」しか使ったことがないのでその経験で申しあげます。
メリット
1 家が広く使える。
本は、かさばり、重く、いろんな大きさがあって整理しにくい。狭い家に置ける本の量には限界があります。わたしは実家を引き払ったとき、実家に置いていた学生時代までの本を10個ほどの段ボールに入れて今の家に持ってきたのですが、段ボールを開けても置く場所がなく、10年近く段ボールにいれたまま、倉庫に置いていました。子どもに勧めようと思ったカール・シュミットの「大統領の独裁」を取り出すのに大変なことになった記憶があります。数か月前、段ボールを開けて本を断捨離したのですが、未練はありながら泣く泣く処分したものも多かったです。
その点電子書籍は量がありません。保存するドライブの容量さえクリアすれば、物理的にはいくらでも持つことができます。
2 探す手間が減る。
紙の本だと、どこに置いたかわからなくなることがけっこうあります。著者ごとに並べようとしても、本の大きさに違いがあってそうそううまくいきません。忙しい時、ついポイと訳の分からない場所に置いてしまうことがあります。探すのに時間がかかってしまうことが少なくないです。
電子書籍では検索をかければすぐ探せます。
3 本の中の記述を探すのが簡単。
このブログと並行して、読書感想文を書いていたのですが、そこに引用を載せようと思って、記憶が定かでなく3冊の本の中からその文章を探しましたが、数時間では探しきれませんでした。これも電子書籍なら検索をかければすぐに出てきます。
4 どこでも読める。
わたしは出張とか旅行の際、交通機関に乗っているときと寝るときのために本が必要なので最低2冊は持っていっていました。(2冊でも重い!)読み終わって物足りない時は、出先の本屋さんでまた購入ということもよくありました。電子書籍なら端末さえ持っていれば、私が持っている電子書籍をすべて持ち歩いているのと同じなのでいろいろ読むことができるし、購入もボタン一つで可能で夜中でもすぐ入手できます。
しかし、電子書籍化されていない本もたくさんあり、紙の本も手放せず、kindleだけにはなれないのですが、できるだけ多くの本が電子書籍化されることを望んでいます。
教科書とかも電子書籍化されて、持っている紙の本ゼロとかいう時代がやってくるのでしょうか?ビジネスではペーパーレスが進んでいるようですが。