原田禎夫さんを聞きたい。
うーん・・・原田禎夫さんは、トラっぽいし、ウサギさんぽくもあるなあ・・・
元東京カルテットの原田禎夫さん。
宮崎国際音楽祭に何度も来てくださっている。
アンサンブルで登場されたときはスゴイ!!
ズーカーマンと一緒の演奏が2014年のブラームス弦楽六重奏曲第1番、2015年のメンデルスゾーン弦楽八重奏曲とあって、すばらしかった。
1台の楽器としてはっきりと主張しているが、演奏に溶け込んだ理想的なアンサンブルだった。
同じ音楽祭のオーケストラで地味に奥のほうで弾いていることも多く、協奏曲のオーケストラだったり、オペラのオーケストラだったりするのだが、ワタクシ目は原田禎夫さんにくぎ付けである。
実に楽しそうに弾いているのです。
「世界の原田」が。
しかし、オーケストラの場合、わたしの耳には原田さんの音として独立した音は聞こえない。残念!!
チェリストの山本裕康さんが発信したツイッターを中心に「世界の原田語録」なるサイトがあるのです。
このサイトで長らくニューヨークに暮らし、食べ物の好みにうるさく、ちょっと意固地で、音楽を愛する原田禎夫さんがうかがえます。
宮崎国際音楽祭での原田禎夫さんの演奏のすぐあとにこれを読むと、おなかがよじれるほどおかしい。
きのう読み直したら、前ほどは笑えなかった。
2017年の宮崎国際音楽祭の時、マイスキーや日本のチェリストと「マイスキーと驚異のチェロアンサンブル」というプログラムがあった。
原田さんはやはりノリノリで弾きまくった。
演奏とは関係ないのだが、どれかの曲でマイスキーの譜面台に違う楽譜がのっていたらしく、マイスキーが舞台に上がって椅子に座ったもののバタバタし始めた。
ほかのチェリストが「?」としているところに、ヘルプに入ったのが原田さん。マイスキーと話をして、楽屋裏に戻り、スタッフと話をして、たぶん正確な楽譜が入り、落ち着いた。
あのこまごました原田さんの動きに、「世界の原田語録」のゴーマンな面と逆の気遣いの人の面を見て、興味深かった。
ここ数年音楽祭に見えていない。
じっくりと原田さんの音が聴きたい。
東京か松本か水戸に遠征する必要がある。
聞きたい!!
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