ロシア ウクライナ アメリカ 中山七里 正義について
ロシアとウクライナ、どうなるんでしょう?
来週の今頃は、世界に核爆弾が降り注いで、わたしはもういないかも・・・とも思っています。
と思うんです。
リベラル。人権重視。などなど。
でも、民主党・共和党に関わらず、アメリカは世界各地に軍を送り、ちょっかいを出してきた。
民主主義の正義を守る??
取り繕っているが、国際法的にも不思議な行動。
たとえば、ビンラディンを殺すような、裁判を経ない、テロとどこが違うんやと思う行動。
今回のバイデンの動きがたいへん気になっている。
ロシアとウクライナのチロチロした火に、アメリカが率先して油を注ごうとしているようだ。
ウチの子はトランプ支持だったのです。今もかもしれん。
メキシコ国境に壁を作ったり、訳のわからん発言をしたり、わたしには全く理解できなかった。
ウチの子によると、マスコミが発言の一部を切り取ってセンセーショナルに報道している部分があって、よく取りざたされるTwitterも全体の発言を読めば、トランプの言おうとしていることをマスコミは伝えていないという。
トランプを全体的に評価する知見は持ち合わせていないのですが、トランプの時は海外派兵はなかったのは事実です。
それは損得計算かもしれません。が、軍を紛争地域に派遣するようなことはしなかった。
正義の名のもとに、すぐ軍を派遣して、結局その地域に傷を残すアメリカには珍しいことでした。
ブッシュを始めほかの共和党大統領は派兵しているので、共和党の考えというのではないのですが・・・
今回は報道で読む限り、ロシアやウクライナよりアメリカが反応していて、軍事衝突をあおっているようにも見える。
アメリカ国内で人気の下がっている大統領が、人気取りにこれまでもしてきたような・・・
表面的には民主主義に基づいたクリーンな主張をします。
でも、結果的にしていることは、訳わかんない。
イスラエルは、パレスチナの行動は「テロ」だといい、自分の軍の攻撃は正規軍がやっていることだから正しいという。
今はパレスチナは一応国扱いですが、世界の地域で国を形成できずに自分達の生活を守ろうとしている人々がいて、アメリカもアメリカの主義に反するものをテロという。
これも共和党も同様なのでしょうが、民主党をユダヤ系アメリカ人を支えているイメージもあって、民主党とイスラエルが一緒に見えてしまう。
最近、中山七里のミステリーを読んでいる。深いものがあるとは思ってなくって、単にストーリーが楽しめるので読んでいたのです。
ただ、中山七里の根本にあるものが、「正義を主張する人はやっかいである。」「ある人にとって正義であることは、別の人にとっての正義でない。」「絶対的な正義は存在しない。」「正義を声高に主張するよりは、正義なんてないんだと思っている方が、人に迷惑をかけない。」という考え方です。
中山七里の小説の中でも、御子柴礼司シリーズにその傾向が強い。
今回も含め、アメリカの行動を見ていると、アメリカに対しても同じ感想を持ちます。「自分の正義を信じている人が一番怖い。」
わたし、これまで「正しいこと」が好きでした。人には押し付けようとは思っていなかったけど。
もし、全面核戦争にならず、生きながらえたら、「自分の正義に基づいて行動する」ことの危険性を肝に命じて、生きていきたいと思っています。
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