今年もあるのか?引っ越し難民 ウチの子の2019年3月の引っ越し騒動
今週のお題「引っ越し」
ウチの子が就職で大阪から東京に引っ越したのが、2019年3月です。
引っ越し難民となったウチの子の引っ越し。今となっては懐かしく・・・その時は死にそうにハードだった騒動について書きたいと思います。
就職先は決まっていたのですが、会社が借り上げてくれるマンションが3月15日ぐらいしか決まらず、実際引っ越しできるのが3月25日以降という日程で、引っ越し業者の手配ができなかったのです。
大手運送業者は正確な引っ越し先が決まっていないと、手続きが先に進まない。
子どもは3月に卒業旅行を入れていて、マンションが決まったのも、アメリカで知ったという・・・
即、親がなぜかがんばって、引っ越し先決定の当日から業者の手配をしようとしました。
が、どこも決まらず。(記憶では1Kに住んでいた荷物を20万ぐらいで動かす業者はいたかも・・・でもさすがにそれはやめておいた。)
ちょうど、ヤマト運輸が行政処分を受け、引っ越しサービスを行っていなかったのも痛かった。
いろいろ調べて家財を1つずつ受け付ける「家財宅急便(?そんな感じのもの。)」と「大物処分品引き取り業者」の予約をしました。
対策
1 「宅急便」と「家財宅急便」を利用し、ものを個別に発送する。
2 そのため、家財はかなり処分する。
冷蔵庫・洗濯機・テレビは新規購入より運んだ方が安かったので、家財宅急便で送る。
ベッド・机・本棚は処分
3 宅急便として段ボールに入れるものも、厳選。
4 処分するものは、無料のゴミ廃棄と業者引き取りに分ける。
5 処分品引き取り業者に大物処分品を引き取ってもらう。
記憶では、卒業式が3月25日で、翌日家の撤収と決めた。
わたしは仕事の休みを取って、家の撤収までお手伝いすることにした。
卒業式の日も入れて4日大坂にいました。
ウチの子は、アメリカから帰って、台湾に行き、わたしが手伝いに行く前日に家に帰るというスゴイ日程。
わたしは、お手伝いではなかった。わたしが仕切った。わたしが体を動かした。
ウチの子には、2月から不用品は処分し、持って行くものを分別しておくように行っていたが・・・私がウチの子の家に着いたら、何もされていなかった。
ウチの夫が送りつけた段ボールがそのまま置いてあった。
子どもに処分品と送るものの分別をさせて、わたしが段ボールに詰めていく。
「あるある」で、子どもは思い出に浸り、作業の手が止まる。
そんな暇はないんだ!!
狂ったように、1日中作業。これが数日。
作業中です!
家は汚い。
できた隙間から、あるいは、キッチン・トイレ・お風呂とこびりついた汚れをとるのもわたし!!塩素系漂白剤にまみれました。
途中、卒業式があったので、着物の着付け段取り、片付けなども時間を取られる。
引っ越し資材も十分でなく、近くにホームセンターもない。
引っ越し資材も送り付けておくべきだった。
わたしは天王寺にホテルを取っていた。夜、天王寺の駅ビルで緩衝材等を探すが、思うようなものがない。
ドンキ・ホーテが駅の近くにあったのを思い出した。
当時24時間営業。使えた!!
翌朝、早朝ドンキに行く。
早朝のドンキって田舎者のワタクシは少し怖かったけど、人は少なく、どうってことなかった。
使えそうなものを購入して、また電車に乗って、ウチの子の家へ。
こうして、いよいよ家の撤収の日が来ました。
業者が予定どおり、送る家財と処分品を持って行きました。
残るは段ボールと電子ピアノです。
電子ピアノを送るのは、精密機械のためか買ったほうが安いぐらいの運送料がかかることがわかってのです。しかし、ウチの子は3歳から使っていたので処分したくない、宮崎に送りたいと困っていました。そうしたら、ウチの子のバイト先が当分置かせてくれるというので、わたしと子どもでタクシーに乗せて持って行くことにしていました。
段ボール10数箱は住んでいるマンションの1階にあるファミマに持って行く予定でした。
まず、最初の2個を持って行ったら、置く場所がないので、これ以上受け付けないと言われました。
えー!!?
たくさんの段ボールはコンビニが受け付けてくれない可能性があるということが初めてわかりました。
至急、宅急便の家の引き取りの手配をしようとしたが、家の完全撤収が遅くなる。私の飛行機の時間に間に合わない。
(ウチの子に信用が置けないので、完全撤収まで一緒にいたかったのです。)
そこで、タクシーに段ボール箱を乗せて、近所のコンビニを回り、引き受けてくれるだけ手続きをしようと決めました。
タクシーを拾い、数個段ボールを乗せて、まず家から100メートルほどの別のファミマに行きました。
事情を説明すると、そこのオーナーさんが「全部ウチで引き受けます!」とのこと。
ラッキー!!
で、そのファミマと家をタクシーで数往復。
ファミマは段ボールだらけとなり、従業員さんには迷惑をかけた。
なんとか段ボールもなくなった。
わたしの時間は残り少ない。
電子ピアノを子どもと一緒に道まで出し、タクシーを待つところで時間切れ。
分解しても電子ピアノは重かった。
後は子どもに任せて、空港へ向かった。
途中で子どもからLINEがあり、またまた親切なタクシーの運転手さんが電子ピアノの運び出しまで手伝ってくれたらしい。
で、ウチの子も不動産屋さんに鍵を返し、スーツケースとギターをもって新幹線で東京に向かったらしい。
わたしが見た最後の部屋の様子 照明も外していて暗い。(現状回復で照明も取らなければいけなかった。)
めでたし、めでたしで終わりましたが、スケジュールにデッドラインがあるのでわたしは日々あせっていました。
子どもは初めての引っ越しです。たぶん具体的な成り行きを想像できず、準備もせず、作業も最初はノホホンとしていたのですが、時間の終わりが見えてくるにつれ、「マズイ!何とかしなければ・・・」と思っていたようです。
引っ越し先が決まるスケジュールが未定、ヤマトの業務停止中、卒業旅行を入れてしまっていた、など、もろもろの要因がありました。
できれば、時間に余裕を持った引っ越し作業がよいです。
できれば、予算のかぎり業者まかせにしたい。
わたしはちから仕事はできるツモリでしたが、重い段ボールを持ち上げることができませんでした。子どもはサクサクと持ち上げていました!!
ウチの子はあの修羅場を体験して、もう次はきちんと引っ越しできるはずです。
もう手伝わない。
大阪って、長年よく知らないところで、子どもが大学に行って、数回行っただけですが、大阪らしさが少し好きになりました。
人懐っこい。地味に親切。そこが、「大きなお世話」になることがあるのかも。
この引っ越しでも、親切なコンビニのオーナーに助けられました。
しかし、引っ越しで、大阪とのお付き合いも終わりました。
これから引っ越しの方、引っ越し作業中の方、がんばってください。
来年以降引っ越しが想定されている方も、シュミレーションを怠りなく!!
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