チェロ 弓の持ち方のすごいトレーニング【YouTube】を教えてもらった!!
最近、ずっと弓の引き方に拘って練習していました。
先日、レッスンでA線の弓の引き方を見てもらいました。自分としては、かなり完成した気分でした。
ところが、右手を上に上げていくときの手首の位置が違うんじゃないかとの指摘です。
弓を一番引いて手が最も高くなった時に、手首が手より下がっているのです。あくまでも手首が上がったままでないと、きれいな音が続かないのではないかとのこと。
そういえば、そうだ・・・自分で気付きませんでした。
手首が上に上がると腕の筋肉にも余分な力が入りません。
ふむふむ・・・
手首の使い方にまだ問題がある。
そこで、先生が弓遣いでいいYouTubeを見つけたと、URLを送ってくださいました。
Johaness Moserというカナダのチェリストで、先生は好きでYouTubeで演奏をよく聞いている中で見つけたとのこと。
弓の持ち方・音の出し方編です。
YouTubeでは、スペイン語のサイトです。しゃべっているのは英語ですがスペイン語字幕がついている。
もともとの英語編はFacebookでアップされているようです。
これを見て、自分の弓の持ち方の至らなさに呆然とし、この番組の中で出てくるトレーニングをずーとやって、2日が過ぎました。
まず、わたしは、弦を弾くのと同じ持ち方で、弓だけを持つと弓を支えきれません。
それをこの人は軽々と持っています。
この時点で、わたしの弓の持ち方に改良の余地が考えられます。
で、この番組の素晴らしいところは、弓の持ち方の解説の後に、正しく弓を持つトレーニングを視聴者に伝えているところです。
正しい持ち方はわかるけど、やるとできない人に親切です。
おもしろいのが、トレーニングの途中で、ここで5回プッシュアップ!と指で弓を持ち上げるのです。筋トレの番組のようです。
2日では当然右手だけで弓を持てるようにはなっていません。
それに、「小指の外側から肘にかけての筋肉に負荷がかかるので、傷めないように。」としきりに言うのですが、わたしはそこには負荷がかかっていない。まだ正しいトレーニングになっていない。トレーニング自体も丁寧にやっていく必要がありそうです。
たぶん、わたしの指の課題は薬指と小指の使い方です😢
しかし、トレーニングの効果はすぐに現れ、手首と指を柔軟に使うことで、粘りのある音になっています。特に弓を返す(ダウンからアップ、アップからダウン)ときの音が安定してきたような・・・・
また、指を柔軟して弓を持つことで、逆に弓が指から離れにくくなってきた。
さらに、プッシュアップの効果で、今までは肘から移弦していたのが、指の微妙な感覚でスムーズに移弦できるような・・・
Johannes Moserという人を知らなかったのですが、公式ホームページで、2002年のチャイコフスキーコンクールで第1位なしの第2位の経歴。
YouTubeの話し方もわかりやすく、てきぱきしていて、楽しいです。
Masterclassシリーズは、YouTubeでは曲の演奏のものが多く、今回参考になった「弓の持ち方編」のようなものが見つけられなかったので、Facebookもお友達登録して、見てみようと思います。
上達にすべきことは際限なくあるということが、またもわかった次第です。
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