音楽を聴いただけで泣けてしまうフィギュアスケートの思い出 カタリーナ・ビットと伊藤みどり
きょうは、車のラジオでピーター・ポール&マリーの「花はどこへ行った」のピアノアレンジが流れていた。
・・・涙 バースト!!
「花はどこへ行った」の音楽はリレハンメルオリンピックのカタリーナ・ビットの演技と結びつき、思い出し、常に涙する・・・という体になっています。
カタリーナ・ビットはサラエボとカルガリーの金メダリストです。「カルメン」のドラマチックで妖艶で力強い演技は、一つの「完璧」でした。
リレハンメルオリンピックは、プロ選手の復帰が認められた大会で、ビットはオリンピックに戻ってきました。
報道では次のように伝えらえています。
ビットが金メダルを取ったサラエボはユーゴスラビア紛争で破壊的被害を受けて、当地の人々も傷ついていた。そこで、平和への祈りを込めて、オリンピックで演技することとした。
・・・そういう事前情報があったので、正座してビットの演技を見ました。
ビットは力強くはあったが、ジャンプは金メダル当時のレベルには戻っていない。加えて、あの表現で平和への祈りが伝えることができたのか、テクニカルにはイマイチ感があった。
でも、アスリートとして完璧じゃない姿をさらしても、伝えたい。サラエボを思う心と平和への願いを世界に表現したいという強い気持ちが伝わって、感動した。
ビット捨て身の平和への思い。
今も、書きながら、涙している😢思い出すだけで涙😢
「花はどこへ行った」はもともと反戦歌として有名だが、ビットの演技以降、聴くたびに涙してしまう。
条件反射となっている・・・
もう一つ、条件反射
あのころのことを覚えておられる方も多いと思うが、日本人のフィギュアスケートのレベルは全体的に低く評価されていた。
そこに現れたのが伊藤みどり。
ジャンプがすごい。
カルガリーオリンピックの時のジャンプがハンパない。
3Lz、3F、2A+3S(シークエンス)、2T、3Lo、3T+3T、2Lo、3S、2Aでノーミス。
それも、高さ・スピードがスゴイ。
4年後、彼女はメダルを期待されていたし、彼女自身も彼女の代名詞であるトリプルアクセルをオリンピック女子として初めて成功させてメダルがとりたかったのだと思う。
プログラムの冒頭はかわいそうなぐらい緊張している。
トリプルアクセル失敗。
しかし、そのほかの実力は出して、そこそこの演技を続ける。
終盤、トリプルアクセルに再挑戦。
スゴイ高さで飛んだ。(今なら1.1倍の加点の時間帯だ。)
どうしても、飛びたかったのだろう。トリプルアクセル。
彼女にとってのすべてが、このジャンプだったのだろう。
よかったねー
泣けた・・・😢
この時の曲がラフマニノフのピアノ協奏曲(トリプルアクセルの時は2番のメロディ)。
これ以降、伊藤みどりのこの演技で必ず涙😢。
ラフマニノフの2番の飛ぶ時のメロディでも涙😢。
浅田真央ちゃんのソチのラフマニノフピアノ協奏曲2番と羽生結弦の平昌のSEIMEIもすごい演技だと記憶に残っているが、条件反射のように泣けるのは、リレハンメルのビットとアルベールビルの伊藤みどり。
きょうは、このブログを書きながら、張り付けたYouTubeを確認に見た。
こんなに泣きながら、ブログを書いたことはない。
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