コンサート 終わった!! アマチュアオーケストラのファミリーコンサート
おとといの夜、所属するオーケストラのファミリーコンサートでした。
禿山の一夜(ムソルグスキー)
あれだけ練習していたものが、演奏時間にすると1時間半で終わります。
自分の出来としては、本番前の最後の練習の時が一番いい。
自分の演奏もよくコントロールでき、ほかの人の演奏もしっかり聞こえます。
本番は自分ではあがっていないつもりでも、あがっているらしく、演奏がきちんとコントロールできないし、何が起きているかよくは把握できない。
まあ、こんなものでしょう。
お客さんは1200名ぐらい入っていました。
ファミリーコンサートなので、0歳から入場可能です。
最初の曲の「禿山の一夜」が始まったころは、子どもの鳴き声や叫び声がかなり聞こえましたが、曲の終盤、夜が明けて朝になって、禿山の怪物たちの騒ぎが無くなり、遠くに教会の鐘の音が聞こえるころには、会場がシーンとしていました。
指揮者体験コーナーは、高校生、中学生、5歳の方が、たくさん挙がる手の中から選ばれました。
メンデルスゾーンの結婚行進曲の冒頭を指揮しましたが、不思議なもので、振り方やテンポにそれぞれ個性があって、その指揮で演奏することもおもしろかったです。
後半の「魔女の宅急便」は、前半の演奏者が黒スーツとドレスのファーマルなスタイルから変わって、女性及び男性希望者が、主人公のキキがしている赤いリボンのようなカチューシャをつけました。さらに有志が、登場人物のトンボの赤白のボーダーTシャツやメガネ、パン屋のご主人、さらになんとキキと一緒にいる猫のジジのコスプレをして演奏しました。
前回のコンサート前に、親しみやすいコンサートには、黒スーツとカラードレスはいかがなものかという感想を持っていたワタクシ、今回の試みはよかったと思いました。
アンコールには、カヴァレリアルスティカーナ間奏曲をしっとり弾き、最後はラデツキー行進曲で明るく終わりました。
聞きに来てくれた知人は、カヴァレリアが美しくて涙が出たと言ってくれました。
演奏がうまかったのかもしれないが(?)、絶対生演奏のちからが大きかったと思う。
ウチの夫は、映画の「ゴッドファーザーパート3」の最後、この曲をバックに、主人公が人生を回想するシーンを思い出したと言っていました。
ラデツキーもアンコールではべたな曲でしょうが、お客さんが拍手をして参加し楽しんでいただけたのではないかと思いました。
メンバーはチケットの割り当てがあります。わたし、知り合いが多くないし、営業もうまくないので余っていました。当日の朝、思い切ってマンションの管理人さんに差し上げたら、お友達と来てくださったとのこと。
「よかった~!次も行きたい。」とおっしゃってくださって、多くの人が楽しんでくれるコンサートの大切さを感じました。
それはお客さんに媚びるのとは違います。いい企画、いい演奏をして、集客の拡大を図っていきたいと思いました。
本番の前日の練習で次のコンサートの楽譜が配られました。ベートーベンの交響曲第3番エロイカです。
もちろん、わたしは初めて。早速楽譜を見て、ワクワクしています。
こんなにワクワクできることがあって、幸せだなあ・・・
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