もっともらしくない!!

早期退職したアラ還。毎日が発見!周りのものを大切に愛をもって暮らしていく中で気づいたことや考えたことを書いています。

ほぼ初心者が登山ツアーに参加した。あれこれ思ったこと

9月中旬に立山に一人で行った後、登山ツアーに参加したのだ。

登山したい、したい、と言ってるばかりで、具体的に進まない。

とにかく登ろう・・・

安全のため人と一緒に登るなら、ツアーが手っ取り早い。

大手旅行代理店のツアー企画をいろいろ見て、「初級A」で行きたそうなところを探した結果、安達太良山栗駒山1泊2日というコースにした。

東京からのツアーなので、前後泊東京である。

宮崎から本州の山に行くのは費用・日程たいへんである。

宮崎から本州の山ツアーはほぼない。

かといって、九州内のツアーもないし・・・

 

・・・登山の結果は無事に終えることができました。

ただ、やはり登山はたいへんだった。

登山ツアーに参加しての総括

1 体力不足

登山のための筋力の不足を感じた。

大腿筋(太もも)と膝が滑らかに動かないと、登りも下りも体が安定しない。

特に下り。足をゴロゴロした石の上に下ろさなければいけないのが、滑りそうだし、こけそうだし、ほんとに怖かった。かなり命の危険を感じた。・・・滑落というより、転倒の危険。そもそも滑落の危険があるところはコース的になかった。

登るのも、太ももを酷使しすぎて感覚がなくなってくる感じ。

ツアー全体のことで言えば、初級Aのツアーであっても、参加者はその山に登りたいからということで、技術・体力はかなり高度な方が多いということがわかった。

ガイドさんからも基本的な説明はなく、いくら初級でも基礎はないと参加できない感じでした。

わたしは、若いころはちょっとだけ登ったことがあって・・・数年前に地元の高千穂の峰に登った時は体力不足でボロボロでのぼりましたが・・・若いころは下りのlamabirdと言われるほど、下るのは得意だったのです。

しかし、今回下りがきついし、怖かった。

イカットのシューズで靴紐をきっちり締めたら、足首が左右に動かず、これがいっそう体のバランスをとりにくくした。

あとで本で調べたら、足の甲はしっかりと靴紐を締めないといけないが、足首はゆるめでいいと書いてあるものがあった。足首を固定するハイカットなのになぜ?・・・些細なことだけど、素人独学はこんな加減がわからない・・・若いころの登山靴はみんな履いているキャラバンのシューズで今でいうミドルカットぐらいだったのかも。

これは今回履いたトレッキングシューズ。コロンビアのカラサワミスト。ネットの評判と見かけのカワイさで2年前に買ったもの。ようやく履けた。いつも履いているメレル・モアブの中敷きを入れて履いた。中敷きあってよかった・・・

 

トレッキングポールは使ったことがなく、調達もできなかったので、なしで行ったのですが、下りは安全対策にガイドさんから1本借りて、転倒防止に使ったわけです・・・😢😢😢

これは購入予定のモンベルのトレッキングポール。今オンラインショップを見たら1月入荷予定のところが現物があった。買わなくっちゃ!!

初級というのは、全く初心者向きのものではなかった!!!

2 集団行動

23名のツアーで、登山ガイドさんが2名付いた。

男女半々ぐらいで、ほとんどが一人での参加。ほとんどが50代後半以上と思えました。平日だったし・・・

その集団で行動しなければいけない。途中で写真に撮りたい風景やお花があっても、私の歩行では皆様に付いていくのがやっとで、止まって写真を撮ることはできない。

自由に立ち止まれないのが楽しみを軽減させた。

でも集団じゃないと、わたし山に登れないのでしかたない・・・

集団で歩くので、道に迷う心配もなかった。

新幹線や貸し切りバスでは同じツアーの方と一緒なので、少しずつ慣れていろんな話をする。

これは情報として面白かった。

長く登っておられる方、コロナで突如登山スクールに行って1年でいろんな山に登られた方、初心者、いろんな方がおられてお話ができた。

バスでずっと隣だった女性は73歳、若いころから登山を続けていたが、コロナで登っていなくて、今回が3年ぶりの登山。年齢的にもこれから登れるかどうかわからない。最後と思って紅葉の栗駒山に登ることにしたとのことだった。

3 頂上に登ること

多くの方はつらさに耐えて頂上に登ることで達成感を得て、また次の山に登りたいと思うらしい。(ほかの参加者の話による。)

わたし、実は頂上に行った達成感はほとんどなかった。

頂上から遠くの山が見渡せるのはスバラシイ、美しいと思った。

けど、楽しいと思ったのは、途中で見ることができる日常にはない美しい風景。

私にとっては、山を歩くことが楽しいのであって、頂上を目指すことは目標ではないことが自覚された。登ってみて、わかった!!

ただ、楽しく感じる風景は山の中にしかないので、山の中に入る手段として「登る」ことになるのだろうか・・・

特に初心者なので、山の中に入るために登山ツアーのようなものに参加せざるを得ず、すると、頂上に行くことになってしまうようなことでしょうか・・・

これからどうするか?

1 来年も初級の登山ツアーに参加する。いろいろ欠点はあっても、山に登る・山を歩くためには登山の経験が必要だと思います。来年は2つのツアーに参加を目標にしたい。今度は夏がいいな!コロナさん、夏に流行らないでね!!

2 体力を鍛える。山向きの体力を鍛えるためには低山でも山に登るのがいちばんらしい。しかし、それが難しいので、家でできるトレーニングをいろいろ調べてやってみよう!登山用トレーニングの本はたくさんある。

 

初めての登山ツアーでこのようなことを考えることができました。

山を楽しむ第一歩を歩き始めたかなっていう感じです。

 

次回は実際に行った山をご紹介します。

 

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