チェロのレッスン 12月20日 右肩・肘の動かし方と弓の持ち方 またまた修正
発表会の曲の続きです。
4分の3拍子で、1拍2拍という長さで繰り返しも含めると16小節続くところがあって、弓の動かし方がよくないので、音色が悪く、1拍目と2拍目のつながりもよくないとの指摘。
ダウン(弓を右に引く)のとき、肘・肩甲骨がうまく使えていない。手首で引っ張っている。また、長く引くと、肘が体の後方に行く。
肩甲骨で上腕を動かす。上腕の動きに手首が付いてきて、最後に手首を投げ出すような感じ。肘は後ろに引かない。
自分では、弓と弦の角度が一定を保つように動かそうとすると、肘が後ろに行ってしまう。この時弓の軌道は体の前外側に弧を描くような感じ。
肘を後ろに下げず、弓を引くと、体の前内側に弧を描くように見える。実はこの動きが弦に弓がきれいの当たっている角度らしい。
そうか・・・手首と肘の軌道が全く変わった。
発表会の曲のこの部分を2拍ずつ弾いて、体で覚えることとなった。
さらに!また、弓の持ち方がずれている。
前回も指摘されて、取り組んでいたが、取り組む方向が違っていた。毎日確認しているのに、確認点がずれている。
ポイントは、弓を持つとき、4本の指が弓の持ち手の部分にピタッとつく角度で持たないといけないということだ。ここをチェックしないと・・・その結果が、人差し指の巻き付け具合だったり、親指の当たる部分だったりする。
肩・肘・手首の動きと弓の持ち方を改めると、音がみっちり長く保てる。
おお!!ヘンなチカラも入れなくてよい。(今はまだチカラ完全には抜けてない。)
いやいや、基本!基本!基本が大事!!
そういえば、先日NHKのテレビ番組「バイオリン・マイライフ」を見た。
今年の日本音楽コンクールの本選出場者のドキュメンタリー。
その中の一人たぶん20代後半の方が、「数年前にコンクールに出てもパッタリ評価されず迷っていた時があり、2年間、曲を弾かずに全くの基礎練習だけに取り組み、結果として音がよくなった。」と話しているところがあった。
技術のある人でも基礎・基本に取り組むと音がよくなる。
わたしは技術はないが、そこにふさわしい音色で、歌うように、何かを伝えるように弾きたい。
いっそう、基礎・基本の時間を十分とるべきだと思う。
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