マイナポイントの申請に怒る。そして暗証番号の海に溺れる。
マイナポイントの申請にあたって、思ったことのお話です。
先週12月20日に職場の夫からラインが入った。
「マイナポイントの申請は年末までらしい。」
結果的には、その日のうちに申請期限が来年2月末までに伸びたと発表されたが、思い立った時に取り組もうと手続きを始めた。
そもそも私こういうことに興味がなくて、なんか手続きをしたらお金がもらえることもよく知らなかった。
しかし、もらえるものはもらわないと・・・せっかく税金払ってるし・・・よく考えたら、無職の今は払っていない!!
申請はネットで調べながら行った。
決済サービスIDでつまずく。
わたしは、JCBにポイントを入れようとしたが、よく読んでいないので、カード番号を入れたが違っていた。
JCBでID番号をとらないといけないのだ。
手続きを進めようとしたら、ふだん全然使っていないMy JCBにアクセスできない。
JCBに電話をして、問題を解決してから、やっと決済IDなるものをゲット。
そのあと、いろいろやって、ポイント取得手続きは終わったが、「いったいポイントはどこに入ったの?」
また、ネットで調べて、JCBは3月の引き落としと相殺されることがわかった。
手続きを進めるにあたって、いろいろとネットでの検索が必要だった。
ネットを使いこなせない人、多くの高齢者は、ポイント申請できてるかなあ・・・
たぶんできてないんじゃないか。
全国民が申請しにくい制度って、ひどくない?
マイナンバーカードと電子マネーを推進したいなら、ポイント特典ではなく、高齢者などにネット弱者に手続きをお手伝いすることにお金をかければよいのであって、申請が難しい人もいる手続きで、ポイントで釣るだけのは、ひどくない?
人にやさしくない制度です。
バリアフリーのハード施設はどんどんできてるけど、こんなことこそ、ネットわからない人のバリアをなくすものであっていいんじゃない?
怒り!
そして、一連の手続きで、たくさん暗証番号を新たに作った気がする。
今、何をするにしても暗証番号が必要。
わたしは、マイナンバーカードについては、マイナンバーカード作成の有無にかかわらず、政府はわたしの個人情報なんてぜったい入手できると思う。プライバシーなんて今や幻想だと思っている。ジョージ・オーウェルの「1984」は現実だろう。あれほど積極的に活用しているかはわからないけど。
一応暗証番号を作るという手続きを、いろんなところでやらされて、セキュリティーがあるようなことになっているけど、ネットでのセキュリティーに絶対はないと思う。
制度では、できない、あるいは、してはいけないことになってはいても、ネットやそれ以外のツールでも、個人情報を収集することは、根拠なくですが技術には可能だろうと思うのです。
だから、犯罪に巻き込まれにくいという観点で、暗証番号を作っているという認識である。
さすがに、銀行口座からお金が消えるのはいやだ。
そのほかの個人情報はすでにいろんなところにダダ洩れなんじゃないか?
暗証番号は統一せず、いろんな番号にするのがよいらしいが、いったいいくつのサービス(?カードや通販やSNSの利用やら・・・)にいくつの暗証番号を持っているだろうか・・・
そして、たいしたことでない手続きにも暗証番号を求められ、わからないときは手続きが滞る。暗証番号をチャラにして新たな暗証番号をとるとか・・・
先日、「さとふる通信」なるメールの配信をやめてもらおうと思った。これだけに、これまた暗証番号が必要。
全日本フィギュアをリアルタイムで見るためにTVerというアプリをインストールした。これまた、暗証番号の作成が必要だった。どうして暗証番号がいる?
ネットで、なにか行動を起こすたびに、暗証番号が必要。暗証番号の管理に追われて(あるいは、暗証番号が違っていて、その処理に追われて)、行動がとれなくなっている。
暗証番号の海に溺れているのである。
セキュリティーに暗証番号の次の方法を考えてください。それをはやく普及させてください。
むかしむかし、暗証番号といえば、銀行のキャッシュカードだけだった時代がありました・・・
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