もっともらしくない!!

早期退職したアラ還。毎日が発見!周りのものを大切に愛をもって暮らしていく中で気づいたことや考えたことを書いています。

宮部みゆきの時代小説の舞台の実際の場所を知る。<事始め> 

先日、ミューザ川崎でコンサートを聞くことになって、その前日に、空いている時間に何をしようと考えた時、私が思いついたのは、川崎といえば、宮部みゆきの三島屋変調百物語の主人公おちかは、川崎宿の旅籠で生まれ育ったなあ・・・川崎大師も話題にあったなあ・・・ということでした。それで、川崎大師、どんなところか行くことにしたのである。

大きな寺社に縁のない私は、門前のたくさんのお店にびっくり。

くずもちとせき止め飴のお店がたくさんある。寒いからか甘酒を売っているところも多い。観光地度というか、祝祭空間度が非常に高かったのである。

日頃咳喘息があり、コンサート中に咳出ないようにしなくっちゃ!と思っていたこともあり、いそいそとせき止め飴を購入したのでした。

なぜ、くずもちとせき止め飴なのだろうと調べてみると、くずもちのほうは、江戸時代に発端があることがわかったが、せき止め飴のほうは、結局よくわからなかった。

ともあれ、昔から詣でる人の多い神社仏閣とはこういうものかと、良い体験になったのでした。

それから宮部みゆきの時代小説のことをぼんやり意識してしまい、翌日富岡八幡宮を訪れたのも、その流れでした。

ホテルは神田だったのですが、そういえば、小説の舞台となる三島屋は神田だったよなと思ったものの、その時は深く追求せず、家に帰って、小説のシリーズを読み直してみたのです。(数年読んでいなかった。)

やはり、舞台の三島屋は江戸時代の神田三島町、のちに主人公おちかが嫁ぐ貸本屋神田多町でした。

Googleマップで調べてみました。

すると、私が泊まったホテルが、たまたま、まさしく神田多町だったことがわかりました。神田三島町は現在地名としてはなく、現在の神田富山町あたりであるとのこと。

2つの町は線路を挟んで東西にあります。

 

小説の中に、おちかのいる三島屋から貸本屋の瓢箪古堂まで3丁(約300メートル)とありました。こんなに近いのね・・・などと、小説の世界をリアル空間でとらえることができました。

宮部みゆきの時代物は、江戸の具体的地名が出てきて、その地名がリアルな場所として考えられると、より物語のイメージが伝わってくるのではないかと思います。

しかし、最近読んでないので、具体的なことは忘れてしまっていますので、地名中心に再読しようと思っているところです。

こういうこと、調べている数寄者はすでにいると思う。

そういうことを調べたサイトはあったのですが、調べた限り情報が古く、近年の小説までカバーしていない。

楽しみにコツコツ調べて、機会があれば実際に歩いてみましょう。

案外、そんな時に偶然古い魅力的な建物に出会ったりするものです。

 

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