チェロのレッスン3月7日 ドッツァウァーを改めて練習する。
この1年いろいろな弓の使い方を習い、考え、練習してきた。
ドッツァウァーという教則本は前半部分は数年前までに一通りやった。
しかし、その頃は、音程と移弦のなめらかさだけに留意して弾いただけだ。
今、弓をどう使うかに意識して弾いたら、前と違うレベルで鍛えられるのではないか。
きょうは21番を見てもらう。
8分音符3つをダウン(弓を右に引く。)で弾いて、1つをアップ(左へ戻す。)という弓の使い方としてアンバランスな形。
3つ部分は弓元で毛に圧をかけて弓のスピードを抑えて、弓の4分の1ぐらい使って弾く。弓元だし、音をくっきりさせる意味もあり、毛を寝かせたまま。1つ分のアップは上腕を使い毛は当たっているが圧をかけずに弾く。
途中で音形やスラーのパターンが違う部分がある。
こういう所こそ練習に時間をかけるべき。パターンが違う部分で弓のスピードを変えなくてはいけない。その部分の手前で頭で十分準備して、的確な変更ができるようにする。変化の最初の音が重要。
ドッツァウァーって1曲全体を完璧に弾こうとしていなかった。途中でうまくいかなくてもそこから引き直して、終わりまで弾けばいいかと思っていた。
途中のうまくいかない部分をスムーズにつなげて弾くことこそが練習なんだ・・・
きょうも実り多いレッスンでした。
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