2回目の「チェリスト柏木広樹さん」との交流会
ちょうど1年前、わたしの所属するみやざきチェロ協会で柏木広樹さんとの交流会が開催された。
このときからチェロとの向き合い方が変わりました。
それまでは正確な音程・滑らかな弓の使い方に意識が行っていたのです。
しかし、この交流会で、「いい音を出すように心がける」必要性や楽しみを強く意識しました。
1年間自分なりに練習に取り入れてきました。
やってきたことが、柏木さんにどう聞こえるか、もっと良くするところはどこなのか、今回のイベントを楽しみにしていました。
コロナが落ち着いたこともあり、前回の倍以上の27名の参加だったようです。
音数の少ないゆっくりした4パートのアンサンブルの曲を数回やった後で、数分ずつですが、個人の演奏を聴いてアドバイスを受ける時間がありました。
参加者へのアドバイスの基本は、
お腹(丹田)にチカラを入れることで、体のほかの部分はリラックスさせて弾く。
リラックスした状態で、できるだけ弓に重さを乗せて弾く。
頭を上から吊っているように姿勢をよくして、肩・胸を開いて弾く。目線は上方。
歌うように呼吸する。
私は、基本的にはおなかのチカラを入れることと、姿勢はよいのだが、この状態でもっと力を乗せて弦を弾くようにすべきとのことでした。
そのためには、重さを十分乗せてロングトーンの練習をすることが効果的とのこと。
ふむふむ・・・
アドバイスの様子
大絶賛された受講生は、昨年と同じ方でした。
去年も自然に十分いい音がなっているとのコメントだったのです。
柏木さんは、昨年と全然違うとおっしゃいます。
違う部分は、楽しそうに弾いていることだと言います。
昨年は面白くなさそうに弾いていたのが記憶に残っていたそうです。
あと、手首もしなって、勢いとクッションになっているとのこと。
交流会の後で、大絶賛された方と話す時間がありました。一緒にオーケストラで弾いている方です。
昨年は迷いがあった。オーケストラで弾いていて、大きな音出しちゃいけないと思いながらいつも弾いていた。が、昨年の交流会の後、オーケストラでも大きな音で弾いていいと思い、思いっきり演奏できるようになった。この1年は楽しかった。
そのようなことをおっしゃっていました。
そうだったのか・・・
確かにオーケストラの練習の時、フォルテの音の時は特に、その方の伸びやかな音が聞こえています。
それぞれがアドバイスを受けた後、最後は、曲に戻って、皆それぞれが自分の大きないい音を意識して弾きました。
イキイキした演奏になったように思います。
また、いい音の練習を重ね、来年「よくなったね!」と言われるようになりたいと思います。
褒められることが目的じゃないけど、自分の音の成長が確認できる励みになる交流会です。
来年がもう楽しみなワタシです。
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