映画【スパイゲーム】を見た。重厚そして軽快 欺く映画は気持ちいい。
テレビで「スパイゲーム」を見ました。もう何度目かです。
2大男優、R・レッドフォードとB・ピットが初共演。非常事態に追い込まれたベテランと若手、2人のスパイの絆を男のロマンたっぷりに描いた迫真のサスペンスアクション。
1991年。引退寸前であるCIAの作戦担当官ネイサンのもとへ、かつて自分がスパイに育てあげたトムが中国当局に捕まったという知らせが。トムの行動はある個人的な目的を果たすためのもので、合衆国政府が彼を見捨てるのもやむなしという局面を迎えていく。それでもネイサンは、かつてトムと働いた日々、そして彼と組んだ最後の任務を振り返りつつ、トムを救い出そうと、CIAに知られないようある大胆な賭けに打って出る。
作品データ
原題/Spy Game
制作年/2001
制作国/アメリカ
内容時間(字幕版)/127分
内容時間(吹替版)/127分
ジャンル/サスペンス/ミステリー
WOWOWホームページより
何度見てもいいです。
- CIAの職員であるネイサン(レッドフォード)が仲間のCIA職員の動きを読み、裏をかきながら、先手、先手の策を講じて、元部下のビショップ(ブラッド・ピット)を救出します。その頭脳プレイが見ていて気持ちいい。
- 過去の作戦の場面であるベトナム、ベルリン、ベイルートのシーンの作りこみがすごい。ベトナムのジャングルでの戦闘シーン、東西ベルリンの緊迫した町並、ゲリラ攻撃で荒れ果てたベイルートのこれも町並。どの土地もよく作りこんであります。1本の映画でいろいろな土地の映像をリアルに見せてくれて、充実した鑑賞感があります。どの土地でも俯瞰のシーンがあります。古びたビルの屋上にいるネイサンとビショップのシーンなどです。あの撮り方がかっこいい。
- 当然ながら、レッドフォードもブラピもかっこいい。レッドフォードはしたたかなおっちゃん、ブラピは繊細な若者をよく演じています。
- 最後に、ネイサンが自分の行った違法な作戦が成功して、逃げるようにCIA本部から出ていきます。それが古いポルシェで、これがまたまたかっこよかった!
欺くことがテーマの映画はたくさんありますが、終わりは痛快な気分のものがいいです。
スパイゲームは痛快。
ほかに騙して痛快な終わり方をする映画を思い出してみました。
スティング
オーシャンズ11のシリーズ
アルゴ
騙す時は、完璧で、苦労感なくサラッとしているのがいいです。
子どもが小さい時、スティングを見て、子どもがいたく気に入っていました。
スティングの最後で、殺されたはずの人が起き上がり、だました舞台装置を片付けて、皆が何事もなかったかのように静かに別れていくところは本当にかっこよかった。
そして、「詐欺師になりたい。」と・・・
「絶対捕まらない詐欺師だったらいいんじゃない?相手が騙されたこともわからないぐらいの騙し方で」とか、話したことを思い出しました。
しかし、だます映画は所詮メルヘンですね。
スパイゲームも、この後、公文書偽造とかもろもろの罪でネイサンは追及されるのでしょうか?逃げおおせるのでしょうか?
メルヘンだからこそ、見た後が痛快なのです。
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