演奏会 終わりました。怖がらずに弾きまくりました。
所属するアマチュアオーケストラの演奏会が終わりました。
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の一部抜粋と交響曲第5番でした。
周りからの感想はあまり入ってきていないのですが、限られた感想では、弦が厚くて聴きごたえがあったというもので、うれしいかぎりです。
弦が厚くなったのは、わたしも弾きまくったからだと楽天的に思っています。
繊細な音で和音を響かせる部分は、他のパートと自分の音をよく聞きながら、うまく響くよう全神経を集中させました。
大きな音でどんどん進む部分は音を外すことを恐れずに勢いよく太い響く音を出すことに全力を尽くしました。
たぶん音程的には少々外したところはあったと思います。
しかし、今回の演奏会の目標は、「怖がらずに弾く」でした。
そこはクリアできたと思います。
次の目標は、「音程を正確に弾きまくる」となります。
弾きまくることは体力が必要です。実は第2楽章あたりで疲れてきて「早く終わらないかなあ」「最後まで弾ききることができるのだろうか」という気持ちが頭をよぎりました。
マラソン選手が10キロ練習をいくら過酷にやっても、42キロ本番とは全く違うという話を思い出しました。
50分継続して、集中して、弾ききることはたいへんであると感じました。(これまでは恐る恐る弾いていたので体力的に疲れた経験はなかったのです。弾きまくった結果の感想です。)
12月の定期演奏会はブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」をメインとしたものとなります。
この曲は私の大好きな曲です。
変化に乏しくダラダラした曲であります。ただ、和音進行が美しい。和音が決まらないと雑音垂れ流しになりそうです。
所属するオーケストラでも初めて弾く曲で、選曲としてはたいへんな挑戦であると思います。そこにへたっぴぃの私がどれだけできるか・・・
30年くらい前、バブルの頃、宮崎でも有名海外オケの演奏を聴くことができていました。クルト・マズア指揮ニューヨークフィルでこの「ロマンティック」を聴くことができたのです。あまりの美しさに、この音楽に身をゆだねて、ここで死んでしまうのもよいかもしれないと思ったほどでした。
ほかの曲を含めてブルックナーを生で聴いたことはこのとき以外ありません。
その曲を自分が弾く方になるのは、うれしいような、こわいような・・・
そして、どんなにいい演奏をしても、もりあがりや記憶に残るメロディーがないので、なじみのない方には退屈だろうなと思い、複雑な心境でアリマス。
しかし、決まったことはやるだけです。
今回の練習を踏まえ、楽譜が来たら、
・まず音名を声を出して譜読みをする。
・弾く音それぞれについて、どういう弾き方で弾くか考えて、その弾き方で弾いてみる。違っていたら全体練習の時指摘されるだろうから、まず自分で考える。
早くも次の演奏が楽しみです。オーケストラで弾くなんて、すごいことにはまりました。人生後半、真剣になることは、これだけかもしれません。
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