台風に備えお弁当をつくってみました。
今週のお題「もしもの備え」
けさは、予定どおり車を街中の比較的頑丈そうな立体駐車場に持っていきました。
私と同じく車の水没や飛来物による被害を避けようと人は多いようで、駐車場は7割程度は詰まっていました。入るときは誰もいなかったのですが、帰るときは入り口に入ろうとする車が並んでいました。7時半ごろで皆がくる時間が一緒になったのでしょう。
家に帰って、気分は台風モードで、ちょっとテンション上がっていました。
そこで、きょうの夜まで(今日中に食べ終わらないかも)食べられるお弁当を作りました。ライフラインが止まらない限り料理はできるわけで、非常食も昨日購入しており、理論的にはお弁当を作る必要は全くなかったのですが、あり合わせで、幼稚園の子供が喜びそうなシンプルなお弁当が出来上がりました。
ご飯の時間が楽しみです。
台風直前のスーパーに行ってきた。
今週のお題「もしもの備え」
昨日の夕方、すでに水が売り切れているとの情報を得て、今朝、早速24時間営業のマックスバリューに行ってきた。
ペットボトルの水 売り切れ
お茶系 品薄
そのほか棚がスカスカなもの
カップラーメン パン ピザ(冷蔵のオーブンで焼くだけのもの)
私が購入したもの
フルーツグラノーラ(個包装タイプ)
木の実&フルーツ トレイルミックス
ポテトチップス
食パン
ツナ缶
牛乳(常温保存可能品)200ml
ドール チャージフルーツマルチビタミン (常温保存可能品)200ml
感想・・・
どんな災害を想定して買うかが重要
私は自宅で水道・電気・ガスが止まった時に(避難所に行くことも含む)2日程度生きながらえる食品・飲料を持っておくべきと考えます。そのため、常温保存可能で、調理せずに食べれるもの、あるていど、ビタミンやミネラルも摂取できるものという視点で購入しました。(家にすでにあるお菓子・野菜も食べる予定なので、量は参考にしないでください。)
人はいろいろな想定をしているので一概には言えないけど、カップラーメンは災害食としては中途半端なんじゃないかなあ。水はいるし、水をお湯にしないといけない。
水は欲しかったけどしようがないので、雨風が非常に強くなった時点で、空きペットボトルや水筒に新鮮な水道水を入れて冷蔵庫に入れておくしかないです。水が腐らないようにということで、熱湯でお茶を沸かしてそれも冷蔵庫に入れたいと思います。
まあ、すべてが使われず、おやつとなって消費されることを本当は望みます。
まじやばいかも
今週のお題「もしもの備え」
今度の台風は超大型らしい。
宮崎はかつては台風銀座だった。
ありがたいことに、ここ10年以上、よそより少ない被害ですんでいる。
平成17年のある台風は雨がひどく、うちの地域は道路が冠水し、マンションも1階共有スペースは水につかった。その関係で水のポンプが作動せず、1日ぐらい水道が使えなかった。
わたしは何の備えもしていなくて、トイレの水も流せない状態で困っていたら、お隣の方が親切にも飲み水とトイレ用水をくださった。
それ以来、万全の態勢で台風に備えている。
今回の準備もあす土曜日にしようと思っていた。今日からする気は全くなかった。
夕方エレベーターでスーパーの袋をたくさん持った方と一緒になった。
「スーパーもう水ないですよ。」
・・・これまで、水などは被害が出た後売り切れるもので、被害が出る前になくなることはなかった。(と思っていた。)
最近、どこそこで大きな被害がでていることと、コロナでマスクやアルコール消毒剤やら、一時期は食べ物も!売切れたり、品薄になったことが、原因だと思うのだが、皆の行動が早かった。
出遅れてしまった。まじやばいかも?
ま、あすお店にいってみるが、ある範囲で購入し、なべとか水筒とか家にある道具を工夫して、飲み水の確保に努めることにしよう。あとはお風呂にお水を張る。
皆様の被害のないことをお祈りしております。
犬が主役級の探偵小説
今週のお題「読書感想文」
感想文というより紹介になりそうですが・・・
<スペンサー・クイン「助手席のチェット」>
保護犬で警察犬になるための最終試験に落ちたチェットを相棒にする生きるのがへたな主人公バーニー・リトルが事件を解決していく物語です。チェットの視点で書いてあります。チェットは人生(犬生)前向き、バーニーが大好きで、バーニーのためならなんでもしようとしているのですが、彼は自分なりに考えて行動するところがあって、失敗もあり、それが事件の解決に近づいたりするのですが・・・
とにかくチェットがかわいい。チェットの心のつぶやきがもう萌え萌えなのです。
こんな犬と一緒にいたいと思わせる探偵小説です。日本語であと2冊出版されています。どれもチェットの魅力いっぱい。
<ロバート・クレイス「約束」>
ここで登場する犬のマギーは警察犬です。アメリカ軍の爆発物探知犬でアフガニスタンで任務していたのですが、その任務中にハンドラー(相棒)を銃撃で失い、自らも負傷してアメリカに戻っています。そこで、同じく任務中に相棒を銃殺され、自らも重傷を負い、トラウマを持っている警察官スコットがマギーを相棒にし、マギーがスコットの信頼に答えて体を張って活躍する「容疑者」という前編の続編です。
マギーはとにかくハンドラーの命令に従い、ハンドラーを守るまじめな犬です。
こちらの小説は、この2人にかかわる3人の登場人物も魅力的です。探偵のエルビス・コール、相棒のジョー・パイク、その友人のジョン・ストーン。
「約束」を読んで、エルビス・コールが主人公の探偵小説が出版されていることがわかりました。日本語ではほとんどないので、英語版でコンプリート。弱いものにやさしい、悪いものには厳しいハードボイルドもので、こころが温かくなります。(「約束」「容疑者」は日本語であります。)
英文けっこう簡単で、原文のほうが直接伝わってきます。いまや英文の小説も電子版で一瞬で入手できるのが便利です。チェットシリーズも日本語で3冊しか出ていないので、英語のを数冊入手しましたが、この英語は私には難しかった。
アメリカの探偵小説には詳しくありませんが、この2シリーズで、アメリカにおける従軍についてちょっと考えさせられました。
「助手席のチェット」の人間主人公バーニーは陸軍士官学校卒のいわゆるエリートでしたが、けがで一般人にもどって、能力はあるのだけれど不器用に生きていて、食べるためにほとんど浮気調査をしている設定。イラクでの友人の死も引きづっている。
「約束」のマギーも従軍のトラウマがあり、登場する3人の探偵グループ3人とも軍出身です。エルビスとジョーはベトナム経験、ジョンは元陸軍のエリートで今も本業は軍事コンサルタント。
皆戦争のむごさを引きづりながらハードボイルドに生きている設定です。
わたしのあまり知らなかったアメリカに触れました。
支離滅裂になりましたが、犬可愛さから読み始めたこれらの本ですが、偶然わたしの知らなかった世界に連れて行ってくれました。
電子書籍礼賛
今週のお題「読書感想文」
読書と言えば本が必要ですが、本は電子書籍がいいよということを述べたいと思います。「電子書籍がいい」というと、「やっぱり紙じゃないと」というご意見を聞きますが、次のメリットを申し上げると、少しは賛同いただけるのではないかと思っています。
わたしは電子書籍といっても「kidle」しか使ったことがないのでその経験で申しあげます。
メリット
1 家が広く使える。
本は、かさばり、重く、いろんな大きさがあって整理しにくい。狭い家に置ける本の量には限界があります。わたしは実家を引き払ったとき、実家に置いていた学生時代までの本を10個ほどの段ボールに入れて今の家に持ってきたのですが、段ボールを開けても置く場所がなく、10年近く段ボールにいれたまま、倉庫に置いていました。子どもに勧めようと思ったカール・シュミットの「大統領の独裁」を取り出すのに大変なことになった記憶があります。数か月前、段ボールを開けて本を断捨離したのですが、未練はありながら泣く泣く処分したものも多かったです。
その点電子書籍は量がありません。保存するドライブの容量さえクリアすれば、物理的にはいくらでも持つことができます。
2 探す手間が減る。
紙の本だと、どこに置いたかわからなくなることがけっこうあります。著者ごとに並べようとしても、本の大きさに違いがあってそうそううまくいきません。忙しい時、ついポイと訳の分からない場所に置いてしまうことがあります。探すのに時間がかかってしまうことが少なくないです。
電子書籍では検索をかければすぐ探せます。
3 本の中の記述を探すのが簡単。
このブログと並行して、読書感想文を書いていたのですが、そこに引用を載せようと思って、記憶が定かでなく3冊の本の中からその文章を探しましたが、数時間では探しきれませんでした。これも電子書籍なら検索をかければすぐに出てきます。
4 どこでも読める。
わたしは出張とか旅行の際、交通機関に乗っているときと寝るときのために本が必要なので最低2冊は持っていっていました。(2冊でも重い!)読み終わって物足りない時は、出先の本屋さんでまた購入ということもよくありました。電子書籍なら端末さえ持っていれば、私が持っている電子書籍をすべて持ち歩いているのと同じなのでいろいろ読むことができるし、購入もボタン一つで可能で夜中でもすぐ入手できます。
しかし、電子書籍化されていない本もたくさんあり、紙の本も手放せず、kindleだけにはなれないのですが、できるだけ多くの本が電子書籍化されることを望んでいます。
教科書とかも電子書籍化されて、持っている紙の本ゼロとかいう時代がやってくるのでしょうか?ビジネスではペーパーレスが進んでいるようですが。
阿部謹也著「世間とは何か」
今週のお題「読書感想文」
私たちは常に世間に囲まれて生きています。
世間という曖昧な力について意識していたのは、ぶん昔著者の阿部謹也先生のご発言を聞いていたからだと思います。
先生から離れたあと、この「世間とは何か」という本が出版されて、すぐに読ませていただき、私なりの整理をして、世間にまみれて生きてきました。
今回のコロナをめぐる出来事の中で、たとえば、コロナに感染したからといって謝罪したり、近所で差別されたり、自粛警察なるものが出現したりして、改めて「世間」の力を感じていました。改めて久しぶりにこの本を読みました。(家で探したらなくて、(たぶん人に貸しっぱなし?)購入してしまった。)世間もそうだったようで、この数か月この本が再注目されているようですね。
この本では、世間とは何か実は皆よくわかっていないが、世間というものに拘束されて生きている「日本社会」について歴史的に考察しています。西洋では個人が確立しておりその個人の意思に基づいて社会が成り立っているので、社会は個人がコントロールできるが、日本の場合は世間は所与とみなされていて、個人の力で変えることは難しいものであるとの認識であります。
本書は「はじめに」と「序章」だけでも読む価値があります。世間というものを少しでも客観的に見ながら、世間にまみれていくのと、そこを考えることなしに、目の前にある出来事に対処するのとまったく違うからです。
今回のコロナをめぐる日本でのさまざまな出来事は、個人の行動や企業の活動がヨーロッパ等のように罰則がある法的規制がなされない極めて日本的なあいまいな制度であった規制と、「世間」の力とのダブル攻撃で、ちょっといやらしい世の中に向かっていました。今は5月頃ほどではないかもしれません。
コロナの中だからこそ、世間とうまくつきあう、できれば世間を変えていくため、いまこの本に価値があると思っています。
(お題を見て、すぐ書こうと思って、精考せずに書いているので、言葉足らずは申し訳ありません。)