【日焼け】に憧れる。しかし現実は・・・
今週のお題「〇〇からの卒業」
あらかじめお断りしておきます。本日のお話は一般的には本当にどうでもよい話です。これまで書いてきた中でも最も「くだらない」話だと思います。
焼けた肌はかっこいい。
日焼けが好きなんです。
日焼けがかっこいいと思ったのは、子供が小さい時、沖縄の海に行きはじめてから。
沖縄初心者はまずリゾートホテルのビーチで泳ぎます。
すると、宮崎の青島ビーチとは違うかっこいい女性がたくさんいます。
かっこいい水着を着ている。
そして全身こんがり日焼けしている。
手足の白い人は貧相に見える。
沖縄にいる中で少しは日焼けしますが、かっこいいほどは焼けない。
欧米ではきれいにtan (日焼け)していることはお金持ちの証と言うようなことを小説で読みました。ばかみたいにそれを鵜吞みにして、日焼けに励むことにしました。
見え張り、かっこつけと言ってしまえばそうです!!
それに【tanned skin】は時間に余裕があって日焼けできる人が得られるものだからこそお金持ちの証なのです。休みの少ない労働者にはそもそも無理があるのです。
プラスしていえば、わたしが読んだ小説は20世紀半ばの白人の書いたもので、わたしが読んだのも数十年前。今は肌の色については センシティブな問題なので、それについてコメントするような人はもういないかのではないかと思っています。
しかし、当時の日焼けの努力について話を進めます。
日焼けの努力
翌シーズンからは宮崎で日焼けして沖縄に行くことにしました。
地元宮崎のビーチで日焼けを何度かする。
ところが、ワタクシ本来色白で日焼けすると赤く腫れて皮がむけるタイプ。こんがり焼くためには日焼け止めを塗りながら少しずつ焼かなければなりません。
ビーチに行く回数は限られているので、かっこよいほどの日焼けまでは至りません。
理想はビーチにいるライフセーバーさんのような黒光りした肌・・・
そこで、自宅で、南側のベランダで水着で横たわって日焼けしようとしました。
しかし、これは苦痛を伴います。若干危険でもあります。必ず熱中症の症状が出ます。ひどい頭痛です。海では水に入って適度に体を冷やしているのでしょうね。
日焼けサロンというのはどうも気が進まなくて・・・
日常生活でも努力しました。
宮崎では(たぶんどこでも)女性は日焼けを嫌がります。夏は全身を覆い、日傘をさしています。
わたしはできる限り日に当たる格好。休日はタンクトップ・短パン。
おかげで、人よりは日焼けした手足をしていました。
でもこれくらいでは、ビーチリゾートではかっこよくない。
子供が部活で忙しくなって沖縄に行くことが減って、日焼けの努力は減りました。
最近は沖縄に行っても、ビーチリゾートではなく純粋にお魚と戯れることが目的なので、サンゴや岩によるけが予防のため全身覆って海に入っています。
かっこよく日焼けした人の肌はあまり見なくて、ウエットスーツのダイバーさんが多いような海。
しかし、今も日焼けした人に憧れます。
去年から時間は十分あるのですが、日常生活の犬の散歩では草に入るため、草負けやノミダニ対策で足を覆わなくてはなりません。腕だけ焼いてもいまいち・・・
といって、足を人に見せることなどないのです。
なんのために日焼けしたいのかよくわからなくなっています。
単に自分の満足のためにどうにか日焼けしたい、でもできていない状況がここ数年続いています。
これまでの日焼け事件と教訓
わたしは本当は日焼けには向いていないのです。これまでの日焼けによる失敗等についてお話します。
1 カサゴ釣り事件 曇りの日こそ要注意
これは大学生の夏休みのこと。帰省していて岩場の浅瀬に父と一緒にカサゴ釣りに行きました。その日は曇っていたので日焼け対策など考えもしませんでした。
カサゴはいっぱい連れて、夕食においしくいただきました。
夜だんだん体の表面が痛くなって、熱も出てきたようです。見ると釣りの際覆われていなかった顔・首・腕・足がピンクに腫れあがっていました。翌日一層ひどくなり、痛くて横にもなれず、お風呂にも入れず、全身に軟こうをぬって1週間ぐらいじっとしていました。
そのあと、皮がむけて、あまり焼けてない肌に戻りました。
2 耳なし芳一事件 日焼け止めの塗り漏れに注意
海をはじめとする夏の戸外での遊びには日焼け止めは欠かせません。
しかし、日焼け止めを塗り漏らす部分があるのです。
そこだけ、赤く腫れます。
塗り漏らす部分として、耳、足首から足の甲、膝の裏。
日焼け止めクリームはまさしく耳なし芳一のお経であります。
3 ヘルメット事件 頭にも対策が必要です。帽子かな・・・
これは高校生のころ。10月にクラスマッチのバレーボールが運動場で開催されました。1日戸外です。
1週間ぐらいして、夜寝ていると頭の表面に違和感があるのです。ごわごわしたような・・・音もするような気がするのです。
数日後、頭皮の外側にもう一枚頭を覆っているものがあることを発見しました。ヘルメットみたいです。それは日焼けで剥がれた頭皮でした。かなり固く毛穴がリアルにある皮を、ヘルメットをとるように髪の毛の中から取り出しました。不思議なことにその時は痛くなかったです。
無いものねだり
日焼けでこれまでかなり痛い目に合っています。
また、シミがこわいので顔は焼きたくありません。
しかし手足は焼きたいです。首が問題です。肩甲骨の辺りはバランス的に焼けてないとかっこうわるいし、すると首全部焼く?顔だけ白!
黒光りするライフセーバーさんなどとは生活自体が違って、わたしがかっこいい日に焼けた人にはなれるはずないのです。所詮無いものねだりです。
自分でも理解しがたい欲望です。敢えて言うとすれば、「自由」と「ナチュラル」という、それもうわべだけの象徴への欲望なのです。
日焼けシーズン到来です。
今年の日焼けはどうしましょ?
そろそろ、日焼けのあこがれを卒業する日が近付いていることを認めなければならない気がしています。
わたしはスヌーピーが大好きなのですが、ハワイのもので日焼けスヌーピーシリーズがあります。日に焼けたスヌーピーっていいカンジです。
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