野村萬斎の狂言を見に行きました。
ずっと、狂言と能が見たかったのです。
最近は東京に行くこともありませんが、東京に行ったついでに見ようと思っても、歌舞伎と違って、能と狂言は毎日はやっていはいないので、なかなか見る機会がありませんでした。
宮崎で狂言があるというので、コロナで重い腰を上げて行ってきました。
会場はほぼ満席。
2演目ありました。
どちらも動きがとても面白かった。
野村萬斎は「首引」の鬼で登場。やはり引き付けました。
野村萬斎は、特別なオーラが出ていて見入って(聞き入って)しまう演者の一人であると思いました。
声のトーン、ちょっとした所作、間、そのようなものがすごく見せるのです。
長男の裕基さんも姫鬼で登場しましたが、この人も見入ってしまう演技でした。じいちゃんやおとうさんのような役者になるのでしょうか?
環境なのか遺伝なのか・・・
楽器のソリストや声楽家もそうですが、「引き付ける」人って実は少ない。
自分が演奏する今は、自分よりうまいと「うまい演奏だ」と聞いてしましますが、単に聞くだけだった若いころは、「すごい演奏だ!」と感動できる演奏はそう多くはなかったのです。
あんた何者?と突っ込まないでください。
例えば、小学校で鑑賞教室があって、演奏者が演奏しているとき、子どもが集中しないところを見たことがあります。
申し訳ないけど、それは演者に何かが足りない。技術なのか気迫なのか、心に届かないのです。
芸術って残酷なところがあります。
引き付けられる野村萬斎の演技を見て、そんなことを思いました。
狂言ももっといろいろ見たい。
能も見たいなあ・・・
当分は東京は無理です。
ちょうど今度宮崎で8月に能があるとのこと。
これに行ってみましょう。
わたしのコロナの影響の一つとして、興味のある公演があっても、ぐずぐずチケットを購入せず、完売で行けないということが最近増えています。
これもまだ買っていません。早く買わなきゃ・・・
そして、コロナが終息したら、本当の能楽堂で能が見たいです💛
劇場のある公園で帰りにカラスを見ました。人なれしていて、ずっと地面にいます。両足で軽くジャンプして移動します。
狂言役者さんのようでした。
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