宮崎から立山へ 山と湿原を楽しむ その2 聞いたクマさんパニックの話。
バスを降りたところにある宿泊予定の国民宿舎のすぐ横から、ガイドブックに載っていた立山カルデラ天望コースの道がある。
往復で35分のルートだ。
ちょっと歩くにはちょうどいい。チェックインの前に、霧が濃く展望は望めそうにないが、その道を進んでみた。
人は誰もいない。ちょっと不気味。
鳥と虫以外はウサギさんだけに出会った。
写真中央左側にいるウサギさんです。
展望台は霧しか見えず引き返した。
翌日お会いした自然解説員の方の話によると、この道はクマの通り道らしい!!!
実際にその方が見た話。
ある年の「雪の大雪」で両側が10数メートルの壁になっている室堂の道路。観光客がいっぱい。
そこに雪の上からクマが落ちてきた。
クマはたくさんの人を見てパニックになり、道を一目散にくだり、弥陀ヶ原まで走った。そこのバス停にも観光客がたくさん。
で、クマは私の歩いた道に駆け上がって逃げた。
この道はクマがよく通る道。クマの痕跡も多く確認されている。
・・・そういう道だったら、霧の中一人では行かなかった。まさかと思ってクマ鈴も持っていなかった。せめて「クマ注意」の表示が欲しかった・・・
幸いクマに遭遇せず済んだ。
でもこの話、場面を想像するとおかしい。クマさんの気持ち、クマに出会った人たちの様子を考えると、ニヤッとしてしまう。当事者たちは笑い事ではなかっただろうが。
・・・こんな作り話のようなことが実際に起こるんだ・・・
あたし、担がれたわけじゃないよね?!
出会ったこともないのに、クマについて時々考える。
クマについて前にブログに書いているのでよろしければお読みください。
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