仕事をやめて半年 良かったこととこれからの課題をまとめてみた。
学校を卒業して、すぐに就職して、育児休業の1年を除いてずっと30年以上働き続けてた。3月末で仕事をやめて半年が過ぎた。この半年を振り返ってみる。
良かったこと
時間を目の前のことに専念して使うことができる。
学校に行っているときも、働きだしてからも、目的は先にあった。「いい学校に行くために」「いい仕事に就くために」「安心な老後を暮らすために」
全く予定がない日々を、今やりたいことに集中できる。風が気持ちいいからベランダで読書。チェロを弾く。部屋のメインテナンス。食べたいものを作って食べる。その他ガーデニングやあれこれ。
これまで、忙しいことを言い訳に生活全般が雑だったと思う。時間がある今、自分が実は丁寧に生きることができていて、それがうれしく楽しい。
季節を感じて、自然に触れて、自分が小さな存在であることに喜びを感じる。
活動の動機は「楽しく気持ちいい」。
ただ、悲しいサガでだらだらとは過ごせない。目の前のことをつい頑張ってしまうのがなんだかなあとも思うけれど。
生活がタイトになった。
まずお金を使わない(ま、使えないというか)。ものを極力買わない。欲しいものが出てきても、あるもので代用できるのではないかとか作るとか考える。
食品の廃棄が減った。冷蔵庫に何が入っていいるかしっかり把握できて、すべて使い切る。食費が減った。
好きなように文章が書ける。
事業の提案書でも報告書でもお知らせ文でもなく、使いたい言葉を使って、自分の書きたいことを書く。これがずっとしてみたかったのです。こうやってブログも書けてるし。ただ、誰のために何のために書いているのかがよく整理できず、今はとりあえず書きたいことを書いている段階であります。
これからの課題としては次のようなこと
人と関わりたい。人の役に立ちたい。
ちょうどコロナとかぶったこともあり、ほとんど人と会わない6か月だった。一人で静かに過ごすことは大好きだが、さすがにもうちょっと人と関わりたい。人と語り合いたい。
もっと言うと、人の役に立つと実感できることがしたい。仕事をしていた時は大きく考えると少しは人の役に立っていたと思うのですが、仕事から離れて、もっと直接的に人の役に立つことがしたいと思っていました。が、今はまだできていません。
わたしのブログの名前であるlamabirdのlamaは、恐れ多くも、ダライ・ラマのlamaであります。幸せな人生とは、ダライ・ラマの言う「利他」の精神を持ち実践していく、即ち、他者を思いやり、他者の役に立ってこそだと思っています。今、まだまだそこまでできていない。
未来のある子どもたちがきちんと生きていくためのお手伝いがしたいと思っています。生活の安定や自分を表現することや生きている実感を持つことの何か力になりたいと思っています。
でも、今はまだぐずぐずしていて、その扉もたたけずにいるところです。
例えば、子ども食堂には大いに興味がありやってみたいと思うけど、この地域での必要性・効果とかをまず考えてしまって、前に進めない。
やりたいことが多すぎる。
人を思って生きていくことと並行して、自分がしたいことがあります。知らないところに行ってみたい。山に登りたい。もっと本を読んで知りたい。そのうえでヴィジョンを持ちたい。美しいものを持ちたい、作りたい。音楽・ビジュアル系・食べ物。美しい世界は限りなくあります。
何でもできるから何をしていくのかよくわからない。何するかを決めるべきかこの6か月のように成り行きでやっていけばいいのかもよくわかりません。
まとまらないですが、半年のけじめとして今の考えを書いてみました。