急に気温が下がり、突然夏から秋に突入。チェロの弦がはずれた。
チェロの弦は、気候変化のバロメーターであります。
温度や湿度が急に変わると、張っている弦の音程が大きく変わります。
木材でできているからでしょう。糸巻が完全に緩んで、弦がだらーんとすることがあります。
きのうがそうでした。
その前日、宮崎は気温30度、おまけに日差しが室内まで深く入るので、家の中がむちゃくちゃ暑く、冷房を入れて過ごしました。
その翌日のきのうから、温度がぐっと下がりました。
昼に家でチェロを弾いたときは、チェロはいつもと変わらなかったのです。
しかし、午後6時半からのオーケストラの練習にチェロを持って行き、ケースを開けると、4つの弦のうち2つが糸巻が完全に緩み、弦が張れていない状態。残りの2つも音程がかなり低くなっていました。
冬に気温が下がると、音程が上がっていることもあります。
木材が膨張するか収縮するかの違いでしょうか?
きのうは、一番音の高いA線がうまく糸巻を巻けず、力がかかっているのに音が上がらない状態となり、練習前であせっていて無理をして弦を切ってしまいました。
お仲間が予備で持っていた使い古しの古い弦をくださり、それでもやってみましたが、また切らしてしましました。
わたしの問題ではなく、楽器自体、どっかで力が止まっていてうまく弦が張れない状態になっているようです。
けさは早速楽器屋さんに調整に出しました。
全体練習に備え、家でかなり準備をして行ったのですが、弾くことができず、結局後ろで見学しました。
ところが、この見学がとても実りが多く、充実した気持ちで家に帰りました。
この話はまた改めてしたいと思います。
今年は、どの弦もラーセンのイル・カノーネを購入しました。
新しもの好きなので、つい冒険してしまうのです。
今回切ってしまったA線は、新しい弦をたまたま張っていなくて、新しい弦を未開封で持っていたので、金銭的ショックは少なかった。
イル・カノーネ(warm)は、C線とG線が、先生はあまり音が大きくないと言っておわれます。しかし、購入したので1年くらいは付き合う予定です。
問題はA線で、私の楽器で柔らかいけど豊かな音を出す弦はどれなのかよくわからず、今回切ってしまったラーセンソリストもかなり派手な音がしていました。
イル・カノーネのA線はどんな音がするでしょう?
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