チェロの調弦 トラウマ状態😢😢
気温が下がり、湿度も低いので、チェロの弦が緩みます。
1カ月ほど前、一番音の高いA線を切らして、チェロの調整をしたばかり。
その時見てもらったら、ペグ(糸巻)のすぐ下で弦に接している部分(糸枕)が低くなっていて、ペグとその部分の間だけに力がかかり、切れてしまったのだろうということで、糸枕の下に薄い黒檀を入れて、その部分の高さを上げた。
原因はわかって調整してもらっても、動かすのがかなり怖かった。
それから約1カ月して、またA線が緩んだので、久しぶりにペグを動かした。チューナーを見ながらゆっくりと慎重に音を合わせていた。
1カ月前切った時は、ペグを動かしながら、絶対力のかかり方がおかしいと思いながら切ってしまいました。
だから無理はしないと思っていたのです。
なのに、まだAの音に上がる前に、何の兆候もなく、
バチ
切れた。
この悲しさはハンパない。
やはり、まだ調子が悪い。
おまけにスペアの弦もなかった。
弾けない。
お世話になっている楽器屋さんが、年2度の楽器の無料メインテナンスのイベントを実施している最中で、前日楽器を見てもらったばかり。
リペアの方がお店にいるだろうから、楽器を持ってお店に行った。
見てもらって、今度は糸枕が高すぎたとおっしゃる。
溝を少し削った。
今度は大丈夫だろうと言われるが、気分は相当凹んでいる。
怖くて怖くてたまらない。
とてもペグを触る気にならない。
ちなみにほかの弦はちゃんとペグできれいに調弦できます。
アナログなものなので、調整は試行錯誤しかないのかもしれないが、うまくいかなかったら弦が切れるという結果しかないのは、とても悲しい。
何度もテストを繰り返して「絶対大丈夫」というような調整の方法はないのだろうか・・・
保証期間ということで、弦は無料で変えてもらったが、お店にあったものから選んだので、普通のラーセンになった。
この気分では、その前に使っていたイル・カノーネに自分で変える気がしない。
また、切れそうな気がする。
使い古しのA線で何度か実験したいが、使い古しも今は1本もないし(すべて切った。)、人に使い古しがないか尋ねてみようかな・・・
あるいは・・・すごい安い弦をしばらく使うことだろうか・・・
しかし、音が高いA線は音色がとても目立つのですよ・・・
これからどうしていいかよくわからないし、A線を触ることが、怖くてしかたがないワタクシであります。