楽しんでアイロンかけ
アイロンかけが不要なシャツがで出回っている。
どうやらアイロンかけはお好きでない方が多いようです。
また、好き嫌いは別にして、忙しくてアイロンをかける暇がない方も多いでしょう。
実はワタクシ、アイロンかけが好き。
綿のシャツはのりをせずに、アイロンだけかけて、着た時はパリッ！！着ているうちに肌になじんでくる感覚が好きです。
加えて、声を大きく言いたいのは、アイロンの時間を取ることで、せわしい生活が一瞬でもクールダウンする効果があるということです。
お仕事に行っていた頃は、シャツを着ることが多く、それも綿のシャツ。
で、多い時は日曜日に５枚アイロンがけをする。土日にいろいろあるときは、まとめて１０枚アイロンをかけることも・・・
自分のシャツは１枚５分～１０分で仕上げます。
ちなみに夫は自分のシャツはクリーニング屋さんに持って行っていました。
さすがに夫の分をするほど時間はなかった。男の人のシャツは大きいので倍ぐらい時間がかかる。
アイロンかけは、週１回、約１時間のある種の瞑想タイムでした。
無職の今、自分がシャツを着ることはほとんどない。
夫はアイロン不要のシャツも持っていて、特に半袖シャツはきれいに干せばアイロンがいらない。
今、シャツが長袖になって、アイロンが必要なシャツが出てきた。袖のしわが目立つのである。
夫は「アイロン要らない。」と言うのだが、ワタクシ、最近アイロンがけを復活させた。
これは先日自分のも含め４枚アイロンかけしたときのもの。
いいかげんな仕上がりです。
やはり楽しい。自分が着る心地よさはないわけですが、単純に楽しいことことが改めて確認されました。
楽しい秘訣を伝授します。なんちゃって・・・
１ 洗濯の脱水を短めに！
私はドラム式の脱水３分。ほんとは１分でもいいのですが、ほかのものと一緒に洗うことが多いので、３分です。あとはハンガーにかけて干します。シャツに深いしわができないのでアイロンかけが楽になります。
２ 開き直って、せかせかしない。
アイロンの時間は、ゆっくりと自分に閉じこもれる時間です。せわしい生活を少し立止まる時間にできます。
アイロンかけは頭の休憩の時間です。
あえて急がない。急いだところで１枚あたり数分も違いません。
わたしは、「ながら」の時間にしています。考え事、音楽を聴く、テレビを見る。
アイロン作業をしながら、いろいろ考えることで心が落ち着いてきます。家事で、「磨く」とか単純作業も同様の効果がありますよね。
３ 仕上がりに完璧は求めない。
少々しわを作っても気にしません。どうせ着る瞬間の心地よさだけで、着ていればすぐにしわができます。気持ちよく作業をすることに重点を置きます。
４ 自分なりの最適工程を試行する。
わたしは、シャツの場合、１ えり、２ そで、シャツを横にして、３ 向こう側の身ごろ、４ 背中、５ 手前の身ごろ でアイロンをかけていきます。シャツを向こう側に押して完成させるイメージです。わたしはこれが一番スムーズにできますが、人によるかもしれません。
左利きで、前はコードが邪魔になってアイロンをかける順番をいろいろ試した結果です。でも、今は、コードレスやコードの位置がニュートラルな場所にあるので、気にしなくてよくなりました。
工程が単純化されると、アイロンかけ自体に神経を尖らせる必要がなくなり、余計リラックスできます。
今朝も２枚、録画したテレビを見ながらアイロンをかけました。
夫は全然ありがたがっていません。ワタクシの自己満足のためです。
楽しかったです。
でも、お忙しい方は、週に１回道具を取り出してまとめてするぐらいしか時間は取れないし、そのぐらいの時間と頻度で十分。何事もやりすぎは禁物！
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