もっともらしくない!!

早期退職したアラ還。毎日が発見!周りのものを大切に愛をもって暮らしていく中で気づいたことや考えたことを書いています。

開高健 発見

今週のお題「もう一度見たいドラマ」

ドラマに近いということで勘弁してください。

最近、NHKの「プレミアムカフェ 作家 開高健の世界 巨大オヒョウを食らう(2011年)」「プレミアムカフェ 作家 開高健の世界 最後の冒険 カナダ(2011年)」を見た。

最初は、スーパーの開店時間を待つ時間つぶしで。ところが、おもしろくて最後まで見てしまった。

開高健は日本文学の一角を占める偉大な作家だとは知っていた。知人で開高健ファンがいて、どんなにすごいかも聞かされていた。

ただ、私との出会いがまずかった。中学生か高校生の時、家にあった日本文学全集の中に「輝ける闇」が入っていて、それを読んだ。暗くて厳しくてぜんぜんおもしろくなかった。たぶん、読むわたしがついていけてなかった。

それ以来、読んでいなかった。

テレビは、釣りだけを取ってみてもおもしろかったのだが、開高健が人と接するときの話し方、カメラに向かって、あるいは遠くを見ながらの独白が、言葉遣いがとてもきれいで、かつ自分の思想をわかりやすい言葉で伝えているのに感銘を受けた。思想の分野のポケットが数限りなくあるように思えた。懐が深いっていうのかな。

あの一見軽そうに見える雰囲気って、本当の生死の境をくぐりぬけたからこその,、ものなんじゃないか(後述)と、思って見たくなる。(浅はかな考えてあり、理解するには知らないことが多すぎる状態のワタシです。)

この人もっと知りたい。

さっそく、電子書籍で「オーパ」シリーズ(釣り冒険のノンフィクション作品です。)の一部を購入。早速読み始めたところである。

 

これは、電子書籍じゃない本の紹介です。

 

今のところ、予想を裏切っていない。

次は「輝ける闇」リベンジ。中高生のときは、それがどういうことか、あんまりピンとこなかったが、朝日新聞社臨時特派員として戦時下のベトナムに行き、ベトナム共和国軍(南ベトナム軍)に従軍して最前線に出て反政府ゲリラの機銃掃射に遭って、総勢200名のうち生き残ったのは17名の一人であるという、ものすごい体験から来る文章を、今回わたしはどう読むのか。自分に興味があります。

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