初めてのスクールコンサート参加
アマチュアオーケストラに入って2年半。
このオーケストラでは、市のスクールコンサート事業を受けていて、毎年数回学校に行ってコンサートをしているのです。
このコンサートのために新しい曲を練習する余裕がなく参加していなかったのですが、この度初参加しました。
6月に楽譜を借りて、少しずつ練習していたのです。
先日リハーサルがありましたが、他の方は同じプログラムを何度もやっているので、確認に流す程度。
私はテンポなど初めて体験し、本番がやってきました。
スクールコンサートは参加するのは楽しみでした。子供たちに聞いてもらうのって楽しそう。
一方、子供たちの音楽体験が、わたしが弾いての演奏では申し訳ないとも思っていました。
その考えを整理する間もなく、きのう集合時間に合わせて学校に行きました。
最初の学校は低学年・高学年分けて30分ずつ。内容としては短めです。
低学年のグループからでしたが、子供たちが興味を持って聞いているのがよくわかりました。
オーケストラを聞いたことがあるのは全体の5%ぐらいでした。(手を挙げてもらったのです。)
楽器紹介も熱心に聞いていました。打楽器と一緒に手をたたくコーナーも楽しそうでした。
実際の演奏は前に座っている子供は音が大きくて、耳がつらそうな子もいました。
カルメンの抜粋やシンコペイテッド・クロックなどわかりやすいものを曲の説明とともに演奏しました。
最後にオーケストラの団員の方で作曲や編曲をされている人が校歌をオーケストラ用に編曲して、オーケストラの伴奏でみんなで校歌を歌いました。
ノリノリで歌っていました。
高学年グループの部も同様にやって、私が音を鳴らしていてもなんとか楽しんでいただけたかな・・・と思い、午後の学校に移動。
午後の学校は全員参加で1時間のコンサートです。
子供たちは事前勉強があったのか、楽器紹介の楽器をよく知っていました。オーボエとかファゴットとかも、すらすら答えていました。
午後は1時間なので曲も増えて、最後に「さんぽ」と校歌の合唱でした。
「さんぽ」は今や子供たちにとってはスタンダードな曲なのですね。みんな足踏みしながら歌っていました。
ちょっと気になったのは、先生の目が厳しくて、子供たちがちゃんと聞いているか、目を光らせていて、ちょっとでも聴く集中を切らす子に注意を促していたことです。
学校はいろんなことがあり、そういう注意をしないと収拾が取れなくなるので、やむを得ず先生方がそのような行動をとることが日常化しているのだろうとは思いました。
が、微妙に居心地が悪く、わたし、こういう管理が苦手であることが、よくわかりました。
学校ってたいへんですね・・・
初日が終わり、次は11月です。
子供たちの時間をせっかくもらっているのだから、わたくし、少しでもいい演奏ができるよう練習を続けるとともに、日頃足を踏み入れない学校潜入に興味を持って、スクールコンサートの参加を続けていこうと思いました。
ちなみに、日頃家で勝手に過ごしているので、1日人と接して、ぐったりしました。たまには、こういう体験も必要だとも思いました。
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