想像力が暴走して、ありもしない機械を考えた件
家のそばの川の向こう岸で、最近パワーショベルで作業が行われている。
台風などで流れてきた土砂を取り除く作業だと思う。
パワーショベルの傍にも河川敷にも、土が積まれている。
作業は朝早くから行われていて、先日の朝、マンションの階段の踊り場で犬が瞑想しているとき、その作業を眺めた。
200メートルぐらい向こうなので、細かいところまでは見えない。
ショベルの先端が水に浸かり、動いて、水面に顔を出す。
そこで、ショベルにたまった土を、ショベルを回転させて平らなところに下ろすと思っていたのです。
が、土を下ろすことはせず、すぐに先端の位置を少し変えて、水に入っていく。
それの繰り返しだったのです。
・・・こ、これは・・・なんだ・・・
しばらく様子を見ましたが、この動作は変わらず・・・
どうなっているのだろう・・・考えました。
突然、納得したのです。
あのショベルは、掃除機のように土を吸い上げて、吸いあがった土を積んでいるのだ。なんというスバラシイ機械であることか・・・
ショベルの先端を回転する手間が省けるよな・・・
と、感心して、その場は終わったのです。
その日の夕方、また犬の瞑想タイム。
また、パワーショベルの動きを見ていました。
なんのことはない。ショベルの先端に土が入っていて、ショベルを回転させて、土を土の山に下ろしていました・・・
まったくの勘違いです。
ものごとの一部を見て、いろいろ想像してしまうと、キケンであると思いました。
一方、想像力で機械を作り上げたワタシ、発明家の才能あるんじゃない?と思ったりもして・・・
実は掃除機方式のパワーショベル、世の中に存在するかもしれません。もはや、ショベルとは呼べない?
たぶん、朝は、ショベルで川をさらっても、たまたま土が溜まっていないところだったのでしょう。
いやいや・・・これも想像はキケンです。
しかし、想像しないと見聞きの断片を受け止められないことも確かです。
また、「察する」チカラが便利な場面もあります。
うーん、今回の事件の考察としては、
できるかぎり、目と耳と鼻で事実を確認する。それでも、想像の余地があり、重要なことは、責任ある人に聞いたり、きちんと調べたりすることが、必要。
どうでもいいことは、想像をたくましくして楽しむ。あくまでも想像である自覚を持つ。
このようなことでしょうか?
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