ワタシ史上 最うまのチェロ!!
すでに何度かブログにも書いているが、「良い音」を出せるように、体の使い方、弓の持ち方などに気をつけて、それが無意識にできるように、ただひたすら繰り返し練習しているのである。
単に練習にとどまらないように、途中でその弾き方でゆっくりした曲を弾いてみて、練習の成果を確認している。
努力の甲斐あって、かなり無意識にいい弾き方になってきている。
曲で弾いてみると、ときどきイメージどおり腕が動いていないことがあって、原因は特定の移弦だったりするので、曲を弾きながら、その部分にクセがでないよう修正したりする。
いっぽう、複雑な動きをするオーケストラの楽譜は楽譜のスピードについていけず、なかなか弾きこなせないことが多かった。
とつぜん思った。
視線!
わたしは、正確な音程を取ろうとして、つい左手の弦を押さえる指を見てしまう。しかし、左手のポジション移動は見なくても、左腕、左手の感覚で動けるように練習はしているのだ。
こわがらずに、左手の指を見ずに、前方に置いている楽譜だけを見て弾いてみた。
音程の外し加減は、指を見るときと見ないときは、結局変わらないことがわかった!!
それで前を見て、楽譜中心に視線を変えた。
楽譜を見る時間が長くなったので、複雑な動きの短い音を弾けるようになってきた。
プラス、前を見ているので、オーケストラの練習の時、以前より、指揮者やチェロパートのトップの方やコンサートマスターをよく見ることができるようになった。
いい感じに上達しているのではないか・・・・
自らの行為でできるようになったことを前向きに評価する。
自己肯定感、高い!!
するとリラックスして演奏できて、体の妙な力みもなくなる。
チェリストの山口徳花さんというかたが、演奏のポイントなどをTwitterで書かれているのでフォローしている。
その方が、昨年末に
「ボウイングに気をつけながら音程にきをつけて、音色にも体の使い方にも気をつけて・・・」のように多くのことを”同時進行”で意識を向けなければならないと思っていると、多くの労力が必要になる。しかし一つずつ”融合”させていく意識で練習していくと、むしろどんどんシンプルに自由になっていく。
と書いておられた。
そのとき、そういうふうになればいいな・・・と思った。今、自分がその方向でよくなっているような気がしてうれしい。
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